先週、39県で緊急事態宣言が解除されました。
首都圏や関西の一部、北海道はまだ続いていますが
近所を見る限りでは
開いているお店の数が増えてきて
なんとなく街に人が増えてきています。

今週また政府の発表が出るらしいですが
どうなるのでしょうか。
解除されたらされたで、
また人波が戻るわけで
それはそれで緊張感がありますね。


子どもたちにとっては
友達と会えないのがつまらなそうな反面
親御さんと長く過ごせるのが嬉しい様子も感じます。
連休明けなどはやはり預かりの時に
泣いたり気持ちの切り替えができない子が多いです。

私は子どもがいない一人暮らしなので
自粛生活は、ある意味気楽な部分はありますが
自粛中の親御さんにとっては、
一人の時間が少なくなったり仕事が進まなかったり
たとえ可愛い我が子だとしても
いや、可愛い我が子だからこそかな
大変なことも多いだろうなと思います。

それに一人分のご飯でも面倒な時があるのに
普段は外で食べてくる家族のお昼ご飯を
毎日毎日考えないといけないのは
私なら負担だろうなと思います。


唐突ですが、
保育園では子どもの年齢によって
保育士の人数の規定があります。

例えば、0歳児3人に保育士一人とか
4、5歳児30人に一人とか
年齢によって色々違うのです。

それを知った保護者の方からよく言われることが
「一人でも大変なのに保育士さんは大変」
ということなのですが
私は家で自分のお子さんをみている方が
よっぽど大変と思います。


もちろん、お子さんの命をお預かりするので
安全面で気をつかう場面はたくさんあります。

また、人生の基礎となる大切な時期に
環境や遊びや人との関わりを通して
子どもの健康な心身の発達を促すために
どうしたらよいかを常に考えるので
簡単なことではないのは確かです。

でも、逆に言えば保育園での保育士は
そのことだけに集中できるのです。
そして、一人ではありません。
何かあればすぐに助けてくれる人がいます。

ご飯は給食の先生が作ってくれて
片付けもしてくれます。

事務仕事とか、記録とか掃除とか
カリキュラムの準備とか
保育以外にやらないといけないことも
たくさんあるので忙しいは忙しいですが
それは子どもをみる時とは別時間にやります。

おうちだったら子どものこと以外にも
たくさんやらないといけないことがあって
「どっちも同時に待ったなし!」
みたいな状況も多いんじゃないでしょうか。


保育士であっても、子どもの遊び方とか
このぐらいでこれくらいのことはできるかなとか
そういう知識や技術は役にたちますが
自分の子どもを育てることは別物だとよく聞きます。


コロナ前の普通の生活でも
大変なことであっただろうことが
急激な生活の変化にも対応しないといけなくて
大変さが増していたりしないかな?とも思います。

徐々に学校が始まり、日常が戻るとは言え
以前と全く同じようにはいかないでしょうし
ほっとしたところで疲れがでる
なんてこともあったりしますので、その時はぜひ
無料オンラインカウンセリングをご利用ください。


自粛生活応援
「子どもにイライラしてしまうお母さんへ無料オンラインカウンセリング」
http://www.ms-ken.com/free-counseling.html


私自身、カウンセリングを学んで
自分も受け始めた時に
「何かあったらここにいけば」
というものがあるだけで
日常をがんばれるんだなという体験をしています。

僅かでも誰かの何かの砦のような
そんな取組みになれば良いなと思います。



(株)メンタルサポート研究所グループ

NPO こころサポート

公認心理師   横内慶子

HP こころの庭



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