みなさん、こんにちは。
田淵華愛です。
2021年9月11日、朝の5時40分、金星がてんびん座からさそり座へ移動します。
通常、金星は一つの星座に1ヶ月ほど滞在するので、約1ヶ月ぶりにサインを変えてさそり座に入ります。
金星がさそり座に入ると、世の中の流れがガラッと変わります。
さらには、あなた自身の感情がかなり変わります。
この流れに飲み込まれて溺れてしまわないように、『事前に準備しておく』ことが重要になります。
今回は、その準備を一緒にしていきたいと思います。
ゼロか100かの極端な状況になる
てんびん座は、金星のオウンサイン(心地よい星座)です。
これまでの1ヶ月間、そのてんびん座に滞在していた金星が、この9月11日にさそり座へ移動すると、「変化球」な雰囲気が漂い始めます。
これまでは、自分が落ち着くインテリアの部屋にいたのが、好みとは真逆のタイプの部屋に入って落ち着かないような状態になるのです。
つまり、雰囲気が変わるので、居心地がちょっと悪くなってしまうんです
金星は、無意識のものも含めた『欲』、例えば、愛・お金・願望などを表します。
それが、さそり座に入るとどうなるか。
→ゼロか100しか無い!
そう、かなり極端になってしまうんです。
・「ものすごくお金が欲しい!!!」となったり、「お金なんか人生に必要ないわ!」となったり。
・愛情関係でうまくいってたものを「ぶっ壊してやれー!!」となったり、「この男に執着してやるーー!!」となったり。
こんなふう欲望が爆発してしまい、ちょっとヒステリック気味になるんです。本当に極端に、です。
もし、9月11日あたりでこういった状態になったら、あなたはさそり座金星の影響を、真正面で受け止めています(笑)
特に、太陽星座、月星座、金星星座、男性は火星星座(火星星座で恋愛をするので)にさそり座がある方は、すっごく影響を受けていると思います。
(↑わからない方は、ぜひ、ご自身の出生図を出して調べてみてください♪)
暴走特急、さそり座号には、事前対策が吉!
9月11日のさそり座金星は、暴走特急です(笑)
欲望の勢いは、深く、なかなか止めることができません。
ですが、このエネルギーを事前に知っておくことで、極端論に走ることを防ぐことができるのです。
「なんでこんな決断をしようとしているんだ?」
「なんでこんなにすごい勢いで進もうとしているんだ?」
そう思ったら、一旦STOP!!です。
10月7日には、金星はいて座に入ります。そこまで、耐えましょう。
この時、自分も他者も、さそり座金星に影響されている可能性が高いです。
何かあったら、
「影響を受けているのね〜・・・」
「さそり座金星の申し子になっているのね、ふふふ。」
と俯瞰した目で見て、冷静に受け止めてみてください。
「何くそーーー!!」と対抗心を燃やさないようにしていけると、とても良いです◎(笑)
『自分を下げるエネルギーは浴びないこと』が肝心です!
そして、やはりアップダウンが激しくなったり、感情の極端さが出てきたりします。
これは、あなたのせいではありません。さそり座金星の申し子になってしまっているだけなんです。
宇宙のエネルギーの影響を受けやすいという素直な人の方が、こういうときのアップダウンは激しくなります。
事前にあなたのせいではないと知っておけば、その嵐が過ぎ去るのを落ち着いて待つのみです。(10月7日20:00のいて座金星までの辛抱です・・・!)
「自覚されざる感情」に気づくきっかけになる
さそり座金星では、自分自身の無自覚な欲もべろんと出てきそうです。
自分自身が「自覚されざる感情」に気づくきっかけになります。
周りから見ると明らかでも、自分は自覚していない欲が意外とあるのです。それに、気づくのです。
そのときに、その欲・感情に無理やり蓋をしようとすると、人生がややこしくなってしまいます。(笑)
素直に望んで良いんです!!
肉体を持って生まれてきたすべての物質にとって、土の時代は終わったと言われますが、時代はグラデーションでしか変わっていきません。
まだ物が好きな方もたくさんいらっしゃいます。
無自覚な欲がベロンと出てきても、「恥ずかしい・・・!」と隠さなくても大丈夫です。
手に入れるということに対して、「欲しい!」と素直に言ってみましょう。
<さそり座金星の処方箋>
さそり座金星に心乱されないように、その処方箋としてのお話をしていきたいと思います。
失望、過去の失敗・失恋などが浮上してきやすい時期になります。
失う、奪われる、引き裂かれるといったつらい気持ちになる方もいるかもしれません。
しかし、それはさそり座金星の影響を受けて味わう、10月7日までの期間限定のドラマチックな時でもあります。
“前兆”としては、
・気が消える
・生きる気力がなくなる
・呼吸がスムーズにできなくなる
・「はぁ・・・」「ふぅ・・・」というため息が出る
・背中や肩がガチガチになる
・のどが痛くなる
なんてことが起こってくるでしょう。
そんな状態になった人は、ぜひ、自分の生活に降り立って次のことを確認してみて欲しいのです。
→気が抜けて相手との臨界がはっきりしなくなっていないか?
さそり座金星は、欲しいと思ったら一直線と言った感じで、「わたしとあなたの境界線」が曖昧になってしまいやすいです。
そんなときには、
→とにかく立ち止まって一度しっかり涙を流すこと。悲しみを感じ切る。
これを大切にしてください。
失望、過去の失敗・失恋、失う、奪われる、引き裂かれる・・・・・・この悲しみを感じきって涙を流しましょう。
10月7日には、その時が終わって、あとは浮上しかありません。今は、“今、この時”を味わい尽くすのです。
涙を流すことって、とても良いことなのです。
自分の人生についてふつふつと感じているけど涙を流せない時は、何かドラマとか映画を見て泣きましょう。
そうすることで、免疫力のNK細胞が活性化されます。
よくNK細胞は、笑うことで上がると言われています。しかし実は、泣くことでも結果的にめちゃくちゃ上がるのです。
泣くことにより、免疫力のNK細胞はいったん下がりますが、底をうったとたん、ぶんと反転して引き上がり、活性化されます
「私、こんなに落ち込んでばかりで、もうボロボロだわ」
「気も落ちてもう生きる気力もなくなってしまったわ」
「私なんかもう消えた方がマシよ」
なんて思ってしまったときは、泣いてその感情をしっかりと味わい尽くし、NK細胞が反転して上がってくる機能を駆使していきましょう
9月11日からのさそり座金星は、かなり新しい流れが出てきます。
一見ネガティブな状況に見えますが、これはとてもドラマチックな人生の一幕です。
10月7日までの流れを、しっかりと味わっていきましょう!!