色彩心理伝道師・後藤きみ です。


今に満足できなくて、
ないもの、欲しいものばかりが目に付いて
焦燥に駆られる事があるでしょう。


上昇志向が高まっている時ほど
今ある物事は色褪せて見えてしまいます。


わたしは望む未来を早く引き寄せたくて
焦りそうになったら、

決まって人生で一番辛かった
あの日を思い出します。


長男と離れ、
周りのサポートで
次男だけはようやく連れ出せたけれど、
どうやって生きて行こうかと目の前が薄暗く
途方に暮れたあの日を。


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もがいて苦しんで、
みっともなくやって来たけれど、
その日々の中にも喜びがあったし、
瞬間瞬間に幸せだと感じた出来事があった。


あちらの家で長男はとにかく元気だし、
たまに会って抱き締めてあげられる。
同じ空の下で生きていてくれて、
それだけで有り難い。


次男は学校楽しそうだし、
夢中になれるサッカーに打ち込んで、
時々友達から教わったお下品発言・笑
をしてわたしに怒られるけれど、
笑いは絶えない。


収入も増えたし、
気が付いたら色んな出会いのおかげで
大好きな心理学を色彩を通して学んで
セッションさせて頂く立場になった。


こうなりたいと7年前に思い描いた自分に
少しずつ近付いている。


幸せじゃないはずがないのです。
わたしにはもう充分にあるのです、
あの時にも、今も。

その時々に必要なものは
もう充分に与えられていたのです。


現状にふと不満を覚えたら、
こうして過去を振り返ってみるのも
良いかもしれません。


なんだかんだで楽しかった事や、
生きている、
生かされていることに気付くと、
それだけで様々な物事を乗り越えてきた
自分があって今がある、
その瞬間に幸福感を覚えるでしょう。


実はこれには根拠があります。


人間の脳は生存本能の働きで
ネガティヴな事象ほど危険回避の為に
記憶に残してしまいます。

しかもネガティヴな記憶にまつわる感情は
不快なものが多いので、
そんなものは味わいたくないと
完全に発散される事なく無意識の奥底に
沈めてしまいます。


なので、

嬉しかったり幸福だった記憶にまつわる感情は
ポジティブなものですから脳も積極的に味わいたいので味わい尽くしたら昇華され消えてしまう。

良い事ほど記憶に残りにくいのです。


過去を振り返る時には
意識的に幸せだと感じた事、
楽しいと感じた事を思い出す。

これがポイントです。


そうして何より、
まずは生きてきた。
そんな自分を誉めてあげて下さい。


読んで下さった皆さんへ
限り無い愛と光が降り注ぎますように。
有難うございました。


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