量子論と脳科学ベースの引き寄せ理論 -547ページ目

抗議する方法

今日は、ちょっと迷惑な人への
対処の仕方についてお話しようと
思います。

どこの職場にも大抵、
ちょっと迷惑な人っていますよね。

同じ職場でも、直接仕事で
関係しないなら良いのですが、
関係する場合、とても厄介です。

その人が職場にいるだけで、
仕事に行くのが憂鬱になりますし、
ひどい場合だと、それが原因で
職場に行けなくなる場合もあります。

本当にひどくなると、
鬱病を発症したりもします。

なので、その人を
放っておくわけにもいかない。

特に厄介な点として、
大抵の場合、迷惑をかけている人は
自分が迷惑をかけているなどと、
毛程も思っていないことです。

あるブランドコンサルティング会社の
社長さんとお話する機会があり、
以下のような話をされてました。

ある女子社員に対して、
自分は親切のつもりで色々
彼女の心配や手伝いを
してあげていたそうです。

ところが、ある日突然、
その女子社員から、
「社長、それはセクハラです!!」
と言われたと。

自分は「親切な紳士」の
イメージで、素直に
親切にしていただけなのに。

相手にとってはただの
「スケベなオヤジ」だった。。。

このように、

相手が思っている自分のイメージと、
自分が思っている自分のイメージには
これほどギャップがあるもんです。

だからブランドイメージを
確立するためには、
客観的な視点が大切ですよ。

などと、自嘲気味に話してました。
まー半分は笑い話ですが(^○^)

迷惑をかけている人は
大抵この社長さんの
パターンにあたります。

自分では、自分が迷惑になっている
ということに気付いていないのです。

でも、それがあなたの仕事の支障に
なっているようなら、
放って置くわけにはいきませんよね。

相手の問題行動を事実として指摘し、
ともに解決策を話あわなければ
なりません。

これからお伝えするメソッドを使えば、
迷惑な言動に抗議し、自覚を促すと同時に、
その対策を話し合うことが可能になります。

やはり話しあうことが大事なんです。
コミュニケーションなしでは
解決はしません。

少し怖いかも知れませんが、
勇気を持って、お互いが納得いくまで、
とことん話し合う必要があります。

その人の言動が迷惑だ
と思っている人が他にもいれば
その人も交えて話し合いましょう。

その迷惑行為があなただけの
思い込みではないことの
証明にもなりますので。

ただ、あんまり大勢では
かえって逆効果になります。
相手が妙な圧迫感を
感じてしまいますので。

せいぜい2,3人だと思います。

それではメソッドの説明です。

メソッドの内容は、
迷惑をかけている人との
話し合いの進め方です。

ステップは6つです。

1.まず、相手の長所をほめ感謝する
2.これからする話は楽しい話では
  ないことをほのめかす
3.迷惑となっている相手の言動を
  事実として指摘する
4.その言動がどれだけ迷惑に
  なっているのか説明する
5.相手にどう改善してほしいか
  提案する
6.どうするのがベストと思うか
  尋ね、意見を求める

以上です。

ポイントは、まず相手への感謝です。

誰でもそうですが、
たとえ迷惑をかけている人でも
そこにいるのですから、
必ずその理由があります。

必ず何らかの役には
立っているはずです。

それに対しての感謝は
必ずしなければなりません。

感謝するポイントを見つけ、
相手に感謝の意を示すのが
第一歩です。

相手を尊重する姿勢が、
相手の胸襟を開きます。

そして、二つ目のポイントは、

くれぐれも相手に
「吊し上げられている」
というような思いを
させないことです。

「吊し上げられている」
と思うと、相手はむきになって
反論します。

あくまで、感謝しているけど、
直してほしい部分もあるので、
そこを話し合って解決しましょう、
という姿勢が大事です。

このメソッドを使って
きちんと話し合いができれば、
事態はかなり改善するはずです。

普通の人間であれば、
きちんと話し合いをして
自分も納得したことであれば、
それを尊重します。

自分からブチ壊したりは
しないはずです。

迷惑をかけている人も
あなたと同じ人間です。

逆にこのような話し合いを
避けていると、かえって
関係は悪化します。

あなたのフラストレーションは
そらに高まり、それが
あなたの態度や言葉の端々に
ますます如実に現れます。

それが迷惑な人の言動を
さらに悪化させることに
なります。

さらに、それは他の人へも
影響します。

不機嫌なあなたの言動や態度は、
他の人にとっても嫌なものです。

そうなると、あなたに対する
他の人の評価も下がっていく
ことになります。

そうなる前に、
早めに話し合うことが
一番大事なんです。

決して、
「誰かが何とかしてくれる」
などという、受身な態度は
取らないで下さい。

自分から積極的に、
環境に働きかけることが大事です。

そうしないと、
何事も自分の思い通りには
改善しません。

薪の入っていない暖炉を見て、
誰かが温めてくれるまで待っている、

というような態度は
結局何も生み出しません。

環境はあなたの態度の反映
ということを覚えておいて下さいね。

引き寄せちゃう

いきなりですが、

網様体賦活系

って知ってます?
文字化けじゃないですよ。

これ、

「もうようたいふかつけい」

って読むんです。

ちなみに私は当然ながら、
全く読めませんでした(笑)

この網様体賦活系ですが、
簡単に言うと、脳の中にある
神経システムのことです。

このシステムについて、
ちょっと説明させてください。

難しくありませんので
しばしお付き合いを。

私たちは、
毎日おびただしい量の情報に
囲まれていますよね。

単にテレビや新聞、ネット
メールなど、媒体を通じて得る
情報だけではありません。

歩いていて、
何気なく目に入った店の看板、
聞こえてくる鳥の声、
車のクラクションなどなど、

これらもすべて情報です。

でも、すべての情報に
いつも注意を向けているか、
と言ったら、そうじゃない。

意識、無意識に関係なく、
情報の洪水の中から、

「自分にとって重要なもの、関係あるもの」

を選び出し、
それに注意を向けてるんです。

これを、網様体賦活系
(もうようたいふかつけい)
って言うんです。

これって実は、
「引き寄せの法則」
に関係してくる話なんです。

そもそも、
引き寄せの法則ってご存知ですか?

本や映画になって、
結構話題になりましたよね。

「なにそれ?」って感じでしたら、
プロモーションビデオがありますので、
良かったら見てみてください。

別にビデオを売ろうとしている
わけではないのでご安心を。

→ http://www.thesecret-jp.tv/preview.php

話を元に戻しますね。

簡単に言うと、引き寄せの法則とは、

意識、無意識に関係なく、
自分が考えていることを、
自分に引き寄せる、

って言うことです。

これって、
「ちょっと、オカルトっぽい」
と感じませんでした?

でも、冒頭で説明したように、
実はこれ、脳の神経システムに
関係する話なんです。

網様体賦活系の話なんです。

例えば、
あなたは車好きで、
愛車が赤いポルシェ
だったとします。

そうすると、

街を歩いている時、
あるいは車を運転している時、
ポルシェが通ったら
自然に注意がいきますよね?

あなたの愛車と同じですから。

でも、カローラには目がいかない筈。

カローラの方が圧倒的に多く
すれ違っているはずなのに、
全く覚えていない。

それは、あなたに関係がないからです。

あなたの網様体賦活系が
反応しないんです。

もう一つ例を出しましょう。

仮に、あなたが
ヤンキーのお兄ちゃん
だったとします。

街を歩いていると、やっぱり、
他のヤンキーのお兄ちゃんが
自然と目につきますよね。

自分に関係してますから
網様体賦活系が反応するんです。

そして、目が合うと、
「何ガンつけてんだよ」
というお話が始り、
「なにぃ、てめえ~」
となって交渉成立。

喧嘩が始ります。

見事に自分が考えていることを
引き寄せて、現実化してますよね(笑)

このように、

自分が考えていること、
関係していること、
興味があることには、
自然と注意がいくんです。

そして、それを引き寄せるんです。

なぜなら、人間は
自分が注意しているのモノに
心も体も向かいますから。

ですから、

あなたが常に、失敗、不安、恐怖
などに関することを考えていると、
ごく自然にそれらに関する情報が
目に入りやすくなります。

そして、失敗、不安、恐怖が
さらに増幅される。

そうすると、心も体も
さらに失敗、不安、恐怖
に向かっていく。

つまり、自分自身で
失敗、不安、恐怖を
引き寄せてるんです。

それが脳のシステムですから。

成功者の法則で次のような
言葉があります。

「成功者は、常に、
成功にフォーカスしている。
失敗にフォーカスしていない。」

つまり、成功者は
「どうすれば成功するか」
ということを
いつも考えているんです。

出来ない、ダメだ、失敗しそう、
なんて考えていないんです。

もし、そういうことばかり
考えていると危ないですよ。

脳がそれを検索し始めますから。

ですから、

自分が何を考えているのか、
何に意識を向けているのか、

ということに、
常に注意を向けましょう。

それはもう、
あくまで客観的になって、
自分の意識、思考を
チェックするんです。

そして、それを習慣にしてください。

「あ、まずい、まずい、
変なこと考えちゃった」
って思ったら、すぐに修正する。

それを習慣にすると、
自然にいいことだけが
目につくようになります。

そしていいことがだけが
起こるようになります。

自分にとってマイナスになる
情報には自然と注意がいかなく
なりますから。

そうすると、思考や意識が
マイナスになる回数も減り、
自然に良いことだけを考える時間が
増えてくるんです。

そうすると、いいことだけが起きる。

是非、こういうサイクルを
回していきたいものですね!!

私も日々努力中です。

肉体関係コミュニケーション

今日は肉体を使った
コミュニケーション
についてお話しようと
思います。

と、言っても変な意味ではなくて、
いわゆる非言語コミュニケーション
についてです。

当然のことながら、
日々のコミュニケーションには
言葉を使いますよね。

中にはテレパシーで、
「なんとなく相手が理解できる」
なんていう人も、
ごく、ごく稀にいますが、
かなりのレアです。

確かに、非常に特異な才能を
持っている人はいます。

知人にも何人かいます。

いわゆる霊感というのか、
超能力というのか、
その類なんですが。

まー、この話はまた別の機会に
することにしますね。

話を元に戻します。

通常、人は言葉を使って
コミュニケーションしますよね。

でも、実際のところ、
言葉だけでなく、
見た目からもかなりの情報を
得ているんです。

話をしていて、

「なんか胡散臭いな~」
「好感持てるな~」
「かしこそうだな~」

なんて、話の内容は別にして
感じることありませんか?

実は、人間は知らない間に
仕草や表情を通じて
いろいろなサインを
相手に送っているんです。

何気ない表情や仕草で、
その人が今何を考えているのか、
本心はどうなのか、
大体見当がつくんです。

これを発見したのは
ボディランゲージの世界的権威
である米国人(たぶん)の方です。

もちろん国や文化により
多少の違いはあるようですが、
ある程度の傾向は出るようです。

この、何気ない仕草や表情の
メッセージを覚えておけば、
相手の本心がある程度は
読めるようになります。

そうすると、当然ながら、
交渉などが有利に展開できますよね。

また、言葉では表わさない裏の感情を
理解することが出来るため、
それに合わせて、話の展開を
修正、工夫が出来るようになります。

まー、簡単に言えば、
コミュニケーションが
上手くなるってことです。

それでは、ここで
仕草や表情から読み取れる
代表的なメッセージを
挙げてみます。

(表情・仕草) (メッセージ)

眉を上げる    不信感

鼻をこする   疑念・否定

手で口を覆い  嘘をついている
ながら話す

首を       無関心
動かさない   

頬杖をつく    退屈

腕組み      警戒

身を乗り出す  関心が高い

身を引く    関心が薄い

指で机を叩く   苛立ち

腰に両手を    攻撃性
当てる

掌を見せる   友好・素直

握りこぶし    警戒

下を向く    自信がない

背中を丸める  自信がない

などなど。

どうです?
なんとなく、ピンときますよね。

また、目の動きについても、
神経言語学の専門家によれば、
様々な解釈がされています。

例えば、

眼球が上を向いている時は
映像を思い浮かべている。

眼球が利き手側に動く時は
未来をイメージしてる。

眼球が利き手と反対側に
動く時は過去をたどっている。

などがあります。

こちらも
自分に照らし合わせてみると
なんか納得するところ
ありませんか?

このように、

非言語のコミュニケーションが
送ってくるメッセージって、
結構重要なものが多いんです。

なぜ重要かって言うと、
メッセージの内容には
感覚や感情的なものが
多いからです。

大抵の人間は
感情で動いてます。

ですから、
コミュニケーションを行う上では、
相手の感情を理解することが
とても重要です。

たとえ話の理屈が通っていても、
相手が気分を害したことで、
話が上手くまとまらなかった経験
ありませんか?

そういう時は大抵、

「あの時、あの言葉がまずかった
のかなー」

なんて、後で反省するもんです。

場の空気が読めれば、
余計な一言などは
言わなくて済みます。

いわゆるKYって、
非言語の情報を読み取れないって
ことですよね。

場の空気を読めないって
ことですから、まさに
非言語のメッセージに
鈍感ということです。

非言語のメッセージに鈍感な人は、
やはり交渉下手です。

これは、交渉だけに限らず
普段のコミュニケーションにも
言えます。

逆に、

非言語のメッセージを
読み取ることがが出来れば、
コミュニケーションにおける
不用意な言動は減ります。

また、ポイントになる言葉を
発するタイミングも
掴めるようになります。

相手が言葉で送ってこない
メッセージを微妙に感じ取りながら、
話の内容を修正し、
自分が得たい結果に持っていけるんです。

コミュニケーションが上手い人は
やはり場の空気を掴むのが
上手いんです。

そして、これが
コミュニケーションの王道
なんですね。

交渉上手な人は、
これを意識的、あるいは
無意識に使っています。

ですから、あなたも、

相手の仕草や態度に
注意を十分に払いながら、
コミュニケーションを取るように
心がけて欲しいと思います。

独りよがりのコミュニケーションは
必ず失敗します。

とりあえず、
今日お伝えした項目だけでも
覚えておくことをお薦めします。

今すぐ手帳にメモをしておいて下さい。

100%正しいとは言えませんが、
ある程度の傾向があることは
研究者が証明しています。

相手が無意識で送ってくる
非言語のメッセージを理解できるだけで、
あなたのコミュニケーション力は
飛躍的に向上しますよ。

商談、会議、プレゼンなど、
大事なコミュニケーションの機会に
きっと役立ちますんで。

是非、ご活用下さい!!

ただ、一つだけ注意点。

あくまで、相手が送ってくる
非言語のメッセージを
理解しようとする「姿勢」
を忘れないでくださいね。

やはり姿勢です、
姿勢が大事ですよ!!

今日お伝えしたことはノウハウですが、
理解しようという「姿勢」を忘れると
結局失敗します。

コミュニケーションは
まず相手を理解することから
始まります。

相手を理解しよう、という姿勢が、
非言語のメッセージを理解する上で
最も重要です。

何にしても言えることですが、
姿勢が第一、
ノウハウは第二です。

これを忘れずに。