神奈川多頭飼育崩壊160匹。保護完了まであと7匹 | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

ちょこママです。

皆様のたくさんの応援ありがとうございます。

 

飼い主さんもボランティア達にも心を開いてくださって

保護が淡々粛々と進んでおります。


 

担当部署の保健所や県庁生活衛生課も

ボランティア情報共有しながら

できることが何かをボランティアと相談しながら

協力してくださっています。

(腹の立つことはありますが

動物ファーストの為にできる事をと思っております)

 

 

多頭飼育崩壊の神奈川県ほか多くの行政のマニュアルは

行政職員、有識者、獣医師の先生方で

つられている事が多くあります。

神奈川県は144匹、157匹の多頭飼育崩壊の後に

各保健所の課長職の方達を中心に作ったと記憶しております

 

ですから、今回センター長に多頭飼育崩壊で何が一番必要ですか?

と問えば

「飼い主との信頼関係を結ぶ」と言った回答です。

 

秦野保健所の課長さんとも先週個体管理のお話をしました。

3ヶ月半も個体管理ができていない事が問題だとお伝えしました。

また写真の撮り方も数匹一緒であったりするので1頭ずつ

撮っていかなければならないよとお伝えしました。

「わからない事がたくさんあります」とのお返事でしたので

「課長さんや県庁の職員さんが悪いわけではないのはわかっているんですよ

上が変わらなければ良くはならないと思うし

行政(国も県も・・・)が多頭飼育崩壊そのものを理解していないからです」

 

今までに60件以上の多頭飼育崩壊に携わった者として

行政に何度も働きかけてきました。

以前の旧センターで会った時には、意見を出し合い

その都度できる事をと上に働きかけ

10頭以上の数値規制

新しいセンターを作る際には多頭飼育崩壊に対応できるようにと

在り方検討会で色々な事を決めてきましたが

新センターになってからの多頭飼育崩壊の対応では

センター収容頭数がいっぱいであれば

「待機です」

「私たちだって忙しいんです」

「個人情報なのでどこでどんな崩壊が起きているかはお伝えできません」

「順番で入れているので、半年くらい待つこともあります」

「飼い主が所有権放棄をしていないので何もできません」

命の基金をつかえませんか?と問えば

「あれは収容された動物達のために使う事が決まっているので

飼い主が放棄しない動物には支えません」

その度のボランティアが実費を出し対応をするのはおかしいと声をあげた事で

私たち一部のボランティアが声をあげても潰された要望は

皆様が後押しをしてくださった事で

「低所得者及び生活困窮者に対しては避妊去勢手術をいのちの飢饉を使用できる」

「多頭飼育崩壊の手術の為の一時収容施設をセンター製基地内に建設」

と条例の見直しや新たな建物が建築されるなどハード面では変わる事ができました

 

それでも所有権放棄できない動物、一定所得のある人であれば

それらから漏れてしまっている現実があります

また、多頭飼育崩壊では医療を必要とする場合がある事や

所有権放棄を拒否していても、虐待として事件性があっても

収容する事ができない事などの問題を提示しても

今の愛護センターと神奈川県の生活衛生課のトップは

この数年間、いっこうに耳を傾けてくれませんでした

 

一つの事が改善しても、新たな問題が起きれば

どうすれば最善になるのかを一緒に考えていくのが協働ではないでしょうか?

 

 

🐈 多頭飼育崩壊で1番大切なのは手術をする

🐈多頭飼育崩壊で所有権放棄をしない場合でも、飼い主の同意が求められた場合は命の基金を使用しての

不妊手術と初期医療を施す

🐈飼い主の所有権放棄を意思表示している時は速やかな収容を行う

🐈飼い主が環境整備の為に一時保護を希望する場合は新たに作った施設一定期間の一時保護をし、使用して環境整備の指導をする

🐈多頭飼育崩壊が発覚した場合、飼い主の了承を得られる場合は、ボランティアと情報共有しセンターに収容以前に譲渡回や速やかに手術対応ができるように担当保健所と話し合いができるようにする

🐈多頭飼育崩壊で収容が会った場合でも、県でうたっている獣医療連携はセンターで計画的に診療が決まっている事から早急な治療を必要としてもそのままになっている事もあり、今までにも門脈シャント、眼球摘出、低体重・発育不良などの猫をボランティアが保護し治療をしているので、多頭飼育崩壊が起きた際には随時獣医療連携での診療ができるようにする

 

などなど、今ふと思い浮かぶものだけでもこれだけあります

多頭崩壊は、さまざまなタイプがあるからこそ、柔軟に対応できるようにしていかなければなりません。

法律,条例などが都度改定されるのは、その都度見えてきた問題を踏まえていかなければなりません。

動物だけの問題ではなく、は人の問題もかかわっています。

 

保健所職員ともちゃんと情報供給はしており

現場に残っている動物はあと7匹ですが捕獲機が必要という事もあり県生活衛生課でも

他保健所への声かけをして下さっり、保健所の方でも飼い主と話ができるように

私の方から飼い主に保健所の方に連絡をとりあっております

 

 

飼い主さんにも、保護している場所に来てもらって

お世話をしていただいてます

今後猫達を戻すにあたり心構えを持って頂くことや

どうやってお世話をすることがベストなのかを身につけておただければと思っております

 

また、犬に関しては

ワンズライフ湘南さんが保護をして

新しい飼い主探しに関してもワンズの代表さんと相談をしながら

今後の事も相談しております

 

猫に関しても譲渡に関してこれから話し合っていこうとは思っております

 

 

行政へ対応改善の為に皆様のお力を貸してください

 

毎回、同じ様なことの繰り返し

本来であればセンターが対応するべき事案です。

センター職員のように、

「飼い主が放棄しないのだから、飼い主の責任で病気になろうと死んでも自分達に責任はない」

とは、私にもは言えません。

 

今回は虐待事案です。

そして、飼い主が一時的にも保護をお願いしたいとなったにもかかわらず

所有権放棄以外は見殺しにすると言ってるのも同じ。

 

「飼い主がたんぽぽさんになら猫を渡すといてるのでお願いできないですか?」

って、立派な県職員の言葉なのでしょうか?

 

縁があって、知り合った命です。

動物に関わるボランティアでもあり

無給ではありますが、動物病院も経営をしている立場で決して言えない言葉です。

 

今回、ご報告を兼ねながら、皆様にお願いが3つあります。

 

一つ目のお願いです。

猫達を保護するための資金が足りません。

どうか、ご支援をお願いします。

 

◇寄付金の振込先◇

●ゆうちょ銀行

記号:10260

番号:66661261

口座名義:たんぽぽの里
 

●三菱東京UFJ銀行 相模原支店

店番号:259

口座番号:0168808

口座名義:たんぽぽの里

 

◇ご支援物資の送付先◇

〒252-0231

神奈川県相模原市中央区田名2804ー9

リヴァーサイドくずわ303号室

たんぽぽの里

代表 石丸 雅代宛

 

二つ目のお願いです

ちょこママも来月には58歳になります

このレスキューの間も、狭心症の発作を起こし日に2回以上ニトロを口にする事も

時に、血圧の変動に苦しみ時に

120−170になったかと思えば80/102と体調も万全ではなく

昨年春の上腕部骨折で思う様に動けないところもあります。

今回保護する猫をたんぽぽの里一人で対応することができません。

今いるボランティアさんも代表宅合わせて200匹の猫達のお世話で

マンパワーが足りません。

相模原市にありますたんぽぽキャットクリニックのあるマンションの1室をお借りしましたので

ボランティアにお願いできる方はいないでしょうか?

 

3つ目のお願いは

今回、行政は一時保護はしないと決めています。

いのち基金の多頭飼育崩壊の医療対応と記載されているのは

収容された動物であり、さらには低所得者・生活困窮者の手術対応のみ

多頭崩壊・虐待現場であっても一時保護も増えない様にする為に手術すらも

センター職員のように、

「飼い主が放棄しないのだから、

飼い主の責任で病気になろうと死んでも自分達に責任はない」

=飼い主が手術をすれば良いという考えを

 

「多頭飼育崩壊。虐待現場で取り残される命に医療をかけられるようにして欲しい」と

 

選挙の為のパフォーマンスで殺処分0を掲げることで

安易に現場に取り残される動物がいなくなるように

「適正にいのちの基金を使い本当の意味での殺処分0を行って欲しい」

 

殺処分ではなく安楽死の検討会も神奈川県では行ってきていますがすでに3年以上放置されております。

 

飼い主の死亡や、施設入居、破産、離婚など様々な理由でもセンターに入れず

野に放たれている命もあったりボランティアに泣きつかれたりすることが多くあります

 

今までに、多頭飼育崩壊をしたり、動物虐待で使用放棄するにあたり

お金を払わなけれ保護をしないと何百万もたんぽぽの里で負担し、センターに収容した経緯もあります

 

今は、飼い主が放棄したくても、センターの事情で現場に放置だけされております。

 

 

神奈川県の動物行政に携わる

職員教育(特に一部の動物愛護センターの職員)

及び神奈川県の考え方を変える為に

皆様のお力をぜひ貸してください

 

 

 

政策局 知事室

 

政策局知事室へのお問い合わせフォーム

 

健康医療局長

県庁の電話番号:代表(045)210-1111

または

ダイヤルイン:(045)210-4601

 

副局長

県庁の電話番号:代表(045)210-1111

または

ダイヤルイン:(045)210-4600

 

生活衛生部長

県庁の電話番号:代表(045)210-1111

または

ダイヤルイン:(045)210-4605

 

神奈川県生活衛生課

045-210-4947

 

神奈川県動物愛護センター

0463583411