テレビのラグビー解説で「エリアマネジメント」という言葉を何度か聞きました。
うーん。難解です。
直訳すれば、「地域管理」でしょうか?
正直なところ、正確な定義は分かりません。
地域をどう支配するか、なのか、どう地域に応じた戦い方をするか、なのか。
ただ、かつて少年時代にラグビー入門書で読んだ言葉を思い出すのです。
「ラグビーは陣取り合戦だ」。
陣取り合戦。これだと、まだイメージがわきやすい。
でも、分かりやすさと同時に、少年時代の違和感がよみがえるのです。
陣取りしなくても、トライとれれば、それでいいじゃない。
その通り。
でも、やはり陣取りは大切なのです。
なぜでしょう。
同じ四角いコートでも「バスケットボールは陣取り合戦だ」とは聞きません。
コートの広さだけでなく、根っこの違いがあります。
前に投げていいか、投げたらいけないか。
バスケでは敵陣に入ったとしても、ロングパス一本で一気に攻められる可能性はあります。
ラグビーでは前にボールが投げられません。一気に前へボールを送る手段はキックだけです。
キックで前進する点ではサッカーも同じ。でも「サッカーは陣取り合戦だ」とは聞きません。
なぜでしょう。
キッカーの前で味方が待ってボールを受けられるのがサッカー。
これに対し、ラグビーはキッカーの後方から走りこまないといけないルールなのです。
ラグビーは防御から一気に攻めに転じるカウンターの手段が限られているのです。
自陣のゴール前から一気に敵陣まで攻め上がるのは、なかなか大変です。
攻めるのに失敗すれば、たちまちピンチになってしまいます。
そこで、攻めるのは敵陣に入ってからにしましょうという考えがでてくるのです。
自陣にいたら、まずは敵陣へ。敵陣にいたら、相手に脱出させないように追い込む。
これがエリアマネジメントの原則なのだろうと思います。
さて、この大原則をおさえた上で、エリアをマネジメントするとは、さて、いかに。
やはり、難問なのです。
※久しぶりに用語入門を思いつきで書きました。案の定、よってます。なので、しらふで読んだときに納得いかなければ書き直そうと思います。
エリアマネジメントって、分かるようで分からない言葉あったもので、気になり、書いてみました。
本文中に書いているように私も十分に理解していませんが、基本的な考えを、ひとまず書きました。
次回に、もっと具体的に書きたいと思いますが、ひとまずラグビーという競技の大原則に立ち返りまして。
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