ただやりたいからやっているだけ。
ただ楽しいと思えるから楽しんでいる。
頭が凄い良いわけでもなく、凄いスキルを持っているわけでもない。
ただただ、その瞬間に自分に出来る事を精一杯やっているだけ。
背伸びもせず、純粋に楽しみ、喜んで頂けるものを届けたい。
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よく仕事で行っているカフェの店員さんと話していて、
「翔大さん、ヒカルっていうyoutuber知ってます？」
と聞かれまして、
もちろん、知らないんですけど、
ぜひ見て欲しいと言われたので見てみたんですよね。
ヒカキンよりも最近人気があって話題の人らしくて、一応市場調査という名目で見てみました。
そしたら思いの外、得られるものがあったんですよね。
一番人気の動画で、炎上していた動画が「夏祭りのテキ屋で当たりくじは本当にあるのか！？」という検証動画。
結局、数十万使っても当たりくじはなく、テキ屋の怖い人と揉めたり、警察署に駆け込んだり、暴言が多かったりと警察２４時を見ているようで確かに面白かったです。
でも、面白いのはちょくちょく良い名言が出てくるんですよ。
「子供達の希望になる！」
「これが汚れた大人の闇だ！」
とか。そこが他の検証動画とはどこか違う部分ですね。
当たり前に誰もが思っているようなことで、誰もが思いそうなことを実演したり、実演の中で言葉にするのはやはり大事だなって思います。
一見、綺麗事で口にすれば「そんな当たり前のこと言われても」と思われるようなことも数十万もかけて時間もかけて自分が実演しているからこそ、リアリティーが帯びて誰かを動かすわけなんですよね。
「テキ屋は当たりくじがあるのかないのか問題」という誰しもが一度は思ったかもしれないし、都市伝説で言われていそうな。だけど怖い人が出てくるイメージだから誰もやろうとしなかったことをやったのも上手いですね。
サイレントマジョリティー（声なき声）を拾ったところが非常に目の付け所が良かったんですよね。検証動画系はこういったところが上手いです。
気になるけど自分ではできなかったことを勇気を持ってやってくれる人にやはり支持は集まる。こういったところは政治的要素に繋がりますよね。
いわゆる正義のヒーロー的要素が話題性を生んだのだと思っています。
テキ屋でくじを引きまくるヒカルを子供達が凄く応援していました。「僕らの希望だから」とか「頑張れー」と。
暴言は多いですけど、子供たちや子供を持つ親にとっては希望であり、光であるなとも思います。被害を減らすことに繋がる面においては非常に貢献力があったとも言えます。
また景品表示法（景品はクジの価格の２０倍まで：クジが３００円なら６万円までの景品しかおいてはいけない）も学べますし、警察が動いてくれるプロセスを身を持って教えてくれたりなど、教養的要素もきちんとありました。
一見、ただ傍若無人のような動画に思えて、様々な重要要素が盛り込まれていた動画だったんですよね。話題になるには話題になるだけの理由が存在している。
それから本当にいい動画もありました。
「PS4を１００台。警察協力の元、当たりくじしかないテキ屋」という動画。ちゃんとゲームを持って帰る子供達には「ゲームばかりせずちゃんと勉強もしろよ」という言葉付きで。
こういった形で還元するというのは非常に素晴らしいなと。
暴言は多いですが、これら２つの動画はぜひとも一度見て欲しいなと思います。あとの動画はまぁ・・・いいでしょう笑
そんな感じで動画から表面的に見えた良い部分だけを抽出しましたが、実際に対話してみたり、色々とリサーチすればこれら良い部分もかすれていくかもしれない。そこは臨機応変に。
ちなみに僕の場合は、小学校の時に人生で初めて詐欺にあったのはテキ屋でした。遊戯王カードが当時流行ってたんですけど、ノーマルカードの上にレアカードを印刷した紙で乗り付けした価値のないカードを３０００円とかで売ってて笑
リテラシーが無かったのでまんまとお小遣い無くなるまで買ってしまいました。
小学生にして大人の闇を知ったのでした。
そういった意味でこの検証動画は子供たちの役に立つだろうと思います。
ではでは！
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