良い部下を育てるには教えられる側が●●にならなければいけない理由 | 職場の人間関係の悩みを理解し解決できる

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■良い部下を育てるには教えられる側が●●にならなければいけない理由

こんにちは。「職場のストレスフリーな人間関係の作り方」の水野です。

今年は、プロ野球のセリーグで、広島が優勝したのをご存知ですか?

監督と選手との信頼感が厚く、チームワークが素晴らしかったように思えます。

あ、ちなみに私は生まれた時からドラゴンズファンですが、今年は残念な結果でした(笑)

さて今日は、野球にまつわる、元有名監督と選手とのコミュニケーションの話です。

元有名監督とは、落合博満さんです。



後ろでドアラがふざけてますが、真面目な話です^^;

ドラゴンズ監督時代には、選手の事などを何も話さないので、記者やファンからも嫌われるほど、無口なイメージの落合さん。

しかし、コーチや選手とはしっかりとコミュニケーションを通じ信頼しあい、中日ドラゴンズを日本一に導いた監督です。

指導法は、マスコミから「オレ流」とも言われ、自分勝手で気ままな人などと言われていましたが、実は選手からは指導に定評のある方でした。

また、企業の経営者からも、その指導方法が知りたいと、監督辞任後にもコーチング本や人材育成についての本など、多数書かれています。

その本の中で、コミュニケーションをいかに円滑に、かつ効果的に行うかについて、こう書かれていました。

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監督と選手の間にはコミュニケーションが必要であり、同時に最も大切なことになる。

まず理解しておかなければいけないこは、コミュニケーションの主体は選手、部下、教えられる側ということだ。

野球でも仕事でも、実際にやっていくのは選手や部下なのである。

ならば、その選手や部下が教えられたことを理解して実行しようとしなければ、すべての物事は前に進まなくなのだ。

コーチング〜言葉と信念の魔術〜 著:落合博満より
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落合監督が選手に指導する時、コミュニケーションを取りながら、スイングの形を作っていくそうです。



例えば、「こうやって打ってみて」と言い、何回か練習をさせ、また今度は「こうやって打ってみて」と言葉をかける。

しかし、主体である選手がしっくりこなければ、教える側の感覚で、物事を進めてしまってはいけない。

だから、どの打ち方が良いのかの判断は、選手に決めさせ、自分で認めるハードルを上げ成長させる。

これって、会社の上司と部下の関係でも同じ事がいえます。

上司は、自分がやりやすかった仕事の方法やテクニック、又は過去に指導された方法で部下に教える。

すると、部下はその通りの型にはめようとする。

しかし、これでは部下に考える力はつきませんし、個性を活かす事もできません。

なので、指示は最小限で抑え、部下が考えて行動できるような事を、上司が考えなければいけません。

ですが、一度そういったやりとりでの関係が築ければ、信頼する指導者の言葉の方が、吸収率や達成率も高くなります。

これが、育って欲しい指導者と、うまくなりたい選手のバランスが、最高の状態になるのです。

ちなみに、ISD個性心理学は「学びたい」講師だけでなく「教える講師を育てる」ことを、重要視しています。

個性を知り、学ぶ側を主体として指導する事で、差別する事なく、成長が期待できますよ!

落合さんの著書にも、人とのコミュニケーションや指導に関するアイデアがたくさんつまっていますので、ぜひ一度読んで見てはいかがですか?
コーチング―言葉と信念の魔術/ダイヤモンド社

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