よくよく考えたら起業して6年経過していた件 | 事件鑑定人のブログ@鑑定人イシバシ

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私が事件鑑定人としてこれまで経験したことを書きます。
特定を避けるため、一部、ぼかしたりフェイクもありますが、概ね実体験です。

一般社団法人法科学解析研究所 FAL は6年前の9月1日に起業した。

今日になって気付いたが開業してから一昨日から7年目を迎えたことになる。

この6年で実感したことは鑑定を必要とする事故の減少だ。

事故自体も減ったしドラレコや防カメの普及で鑑定を必要とする事故は減っている。

実はこうなることは織り込み済みで、私が危機感を覚えたのは2012年だった。

当時乗り換えたボルボS60の衝突安全ブレーキ機能を見て交通事故が減ると直感した。

交通事故以外の鑑定業務に舵を切ったのはこの頃である。

その当時に徐々に普及し始めたドラレコも私の背中を押した要因の一つだ。

ドラレコ映像とテレビの親和性は高い。

衝撃映像など視聴者投稿だけで一本のバラエティー番組が出来るからである。

2012年当時に、今後爆発的に普及するだろうと考えていたらその通りになった。

そもそも、事件事故にまつわる鑑定業務は事業計画が立てにくい。

事業として成り立たせているのは奇跡的なことである。

弊所の場合10年前から別の鑑定業務にシフトしていたことがこの6年間で功を奏した。

有り難い限りである。

 

合掌