本作品は、1993年にアメリカで製作されたのファンタジック・コメディー。

「アイアンマン」や「シャーロック・ホームズ」で有名なロバート・ダウニー・Jrの若かりし頃の主演作。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-愛が微笑む時


1950年代のサンフランシスコ。路線バスの不注意による転落事故で亡くなった4人の乗客が、突然の出来事で未練を断ち切れなかったことが影響したのか、同じ時間に生まれた1人の赤ちゃん(トーマス)にとり憑いて現世に留まることになり、その赤ちゃん(トーマス)の成長を見守る立場になる。

壁に向かってひとり遊びをしているようにしか見えないトーマスを不可解に思う人もいたが、生まれた時から当たり前のように存在している4人の霊たちは、トーマスにとってはかけがえのない友だちだった。
しかし4人は、「このまま取り憑いていると、トーマスが普通の大人になれないのでは」と思い、意を決して彼の前から姿を消すことにする。


時は流れ、30歳を過ぎたトーマス(ロバート・ダウニー・Jr)。彼は、案の定(?)、利己的で仕事中毒の銀行員になっていた。
そんな頃、姿を消していた霊たちは、あることがきっかけで、再びトーマスの前に姿を現す。
それは、トーマスに会うことでしか解決策を見いだせないからだった。
しかし、幽霊のことなど夢としか思っていなかったトーマスは、その事実を受け入れられず…。


時間と命はもちろん大切だが、それよりも大切なものがある。それが何かを教えてくれる素敵な映画。

評価はもちろん★★★★★