今日は昭和の日、そして1月20日を初日としてちょうど100日目。

最後はペースが乱れましたが、本日で映画紹介を終了します。

今まで読んでいただいた方、ありがとうございます。


最後にこれまでの雑感を書いておきます。

過去に観た映画は2,000作品を超えていると思いますが、ジャンルには大きな偏りがあります。

邦画や韓国映画はほとんど観ることがなく、ミュージカル、ホラー、戦争、歴史、音楽、ドキュメンタリーなどはそのうち観ようと、後回しになりがちです。

そして、後回しにしているうちにどんどん新しい作品が出てくるので、結局は観る機会が訪れないということになってしまいます。


また、映画を数多く観ることで、よく言えば“目が肥えてくる”ということなのでしょうが、“面白くない”と感じる作品や“何を目的に作ったのだろう”という疑問が生じる作品が年々増えてきており、最近では評価の定まった作品(高評価)だけ観れば良いかなと思うようになっています。


しかし、他人が面白いと思った作品を必ず自分が気に入るか言えば、そうではありません。

作品の面白さは観る側の心境にも大きく左右されると思いますので、他人の評価を鵜呑みにするのは危険だと感じます。面白い作品だけ選んで観るというのは、なかなか大変な作業です。


面白くなかった作品を書く方がずっと簡単ですが、それは作品を作った人に失礼なので書く気がしません。

ちなみに、観て良かったと思える作品に出会うのは4~5本に1本くらいです。面白くない作品を数多く観ているから、ある程度良い作品の見分けがつくようになったと言えば聞こえはいいかもしれませんが、面白くない作品を最後まで我慢してみるのも結構大変なものです。


巷には映画と名のつくものが溢れていますが、良い作品には、時代を超えて共通する「普遍のテーマ」が存在すると感じます。

多くの作品は、その視点や構成を変えたり、リメイクであったりしますが、いずれもアプローチが違うだけ。良い作品の根底には、人が人であることの原理のようなものが流れており、人はそこに共感するものだと思います。


何の結論にもなっていませんが、総じていえば、“映画は面白い”ものであることは間違いないと思います。

楽しみ方は人それぞれでしょうが、数ある作品の中から何を選ぶかは悩みどころですね。

失敗しないためには、普遍のテーマを感じる作品を選ぶか、自分好きな監督や好きな出演者で選ぶのが良いと思いますが、好きな監督や出演者は自分で見つけてくださいね。