本作品は、2011年製作のアメリカ映画。

実話に基づいた、動物園と家族の、失意と再生の物語。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-幸せへの軌跡


イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミー(マット・デイモン)は、半年前に妻を亡くし、14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。
悲しみを引きずったままベンジャミンは仕事を辞め、息子ディラン・ミー(コリン・フォード)は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。


ベンジャミンは、人生と家庭を修復するためには思い切って環境を変えることが必要と考え、街外れの大きな家を購入する。
ところが、その家は動物園(閉鎖中)付の物件で、そこには、再開を待つケリー・フォスター(スカーレット・ヨハンソン) ら飼育員と47種の動物がいた。


ベンジャミンは“素人の自分が動物園まで引き受けることは無理だ”と最初は乗り気でなかったが、とにかくやってみることを決心する。
そして、動物園を再建すべく取り組みを開始するベンジャミンだったが、開園に向けての審査が厳しく、トラブルが続出。再開のめどが立たないまま修理費や餌代がかさんでいくのであった…。


ベンジャミンは亡き妻の失意から立ち直ることができるのか。
彼は、反抗期の息子ディランと歩み寄ることができるのか。


キーワードは“勇気”。行動する勇気、思っていることを伝える勇気。
ちょっとした勇気を出すことができたのであれば、結果はどうあれ、後悔はない。評価は★★★★★