本作品は、2004年製作のアメリカ映画。

メグ・ライアン主演で贈る、ボクシングを題材としたスポ根映画。90年代のスーパースター、ジェームス・トニー選手とジャッキー・カレンの実話を基にした物語。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-F×G


ボクシング・トレーナーを父に持ち、幼い頃からボクシングに親しんで育ったジャッキー・カレン(メグ・ライアン)。彼女は、当然のようにボクシングの世界に関わる仕事に就く。
しかし、女性に与えられるのは電話の取り次ぎやお茶汲みのような仕事ばかりで、カレンは悶々とた日々を送っていた。


ある日、書類を届けるために外出したカレンは、街角で喧嘩しているチンピラに目を留める。
チンピラの名はルーサー・ショー(オマー・エップス)。彼の才能と格闘センスに惚れ込んだカレンは、ルーサーをプロボクサーに育てる野心が生まれ、マネージャーとしての道を歩み始める。

そして、引退していたトレーナーのフェリックスを説得してルーサーのコーチにつけ、二人三脚で一流ボクサーへと育てていくのであったが・・・。


ボクシング界は、巨額の金が動く、八百長もありの男でも大変な闇社会。そんな世界に女性が立ち向かうことが可能なのか。
真っ向勝負で挑んだカレンが挫折しながらも手に入れたものとは。


歳をとればとるほどプライドは捨てづらくなるが、プライドを捨てる勇気さえあれば道は開ける。

“夢を諦めるな!”という強いメッセージを感じる作品。評価は★★★★☆