先週劇場公開された、2012年製作のアメリカ映画。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-FWF


カリフォルニア州ロングビーチ。勤務を終えた消防士のジェレミー・コールマン(ジョシュ・デュアメル)がコンビニで店主と話しているところに、3人組のギャングが現れる。
口論の末、店主と息子が射殺されるが、ジェレミーは何とか隙を突いて裏口から逃走する。

ところが、この殺人事件で逮捕されたヘイガンは証拠不十分で釈放される。
過去にヘイガンに相棒を殺された恨みを持つマイク・セラ警部補(ブルース・ウィリス)は、彼を刑務所に送るため、裁判でジェレミーに証言してほしいとお願いする。
正義感の強いジェレミーはそれを承諾したが、ギャング相手の証人となるため、安全確保のため、あるプログラムが適用された。


それは「証人保護プログラム」で、重要証人の身を守るために、政府の保護の下、見知らぬ土地でまったくの別人として暮らすというもの。プログラムに従い、ジェレミーはダグラスという名前を与えられ、ニューオーリンズで裁判の開始を待っていた。
その地には女性保安官タリア(ロザリオ・ドーソン)が同行したが、二人はいつしか愛し合うようになっていた。

8か月後、「2週間後に裁判が始まる」と知らされ、ロングビーチに戻ることになったジェレミーとタリアだったが、その情報をつかんだヘイガンに殺し屋を差し向けられる。
果たして、ジェレミーは愛する者と自らの平穏な人生を取り戻すことができるのか…。


“Fire with Fire”には「目には目を」とか「毒をもって毒を制す」という意味もある。
このタイトルは、ジェレミーの職業というだけでなく、彼が消防士ならではの反撃を試みることも暗示しているのようだ。評価は★★★☆☆