本作品は、1997年製作のアメリカ映画。

昨日紹介した作品の原点とも言える、ジム・キャリーの爆笑コメディ。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-LL


フレッチャー・リード(ジム・キャリー)は、自他共に認めるやり手弁護士で、どんな無理な依頼も彼得意の“嘘”で勝訴に持ち込む。
ある日、彼の美人上司であるミランダ(アマンダ・ドノホー)の「この裁判に勝ったら昇進させてあげる」という言葉に釣られ、他の弁護士がモラル的に断った依頼を二つ返事で引き受ける。


フレッチャー得意の口八丁手八丁の“嘘”は仕事だけにとどまらず、私生活の窮地も嘘をついて切り抜けていた。
そんな彼に愛想を尽かした妻のオードリーは息子のマックスを連れて家を出て行ってしまう。
それでも懲りずに嘘をつき続け、ある日マックスの誕生日パーティをすっぽかしてしまう。その時もフレッチャーは、適当な嘘でごまかして、謝ろうともしない。
誕生日の夜、傷ついたマックスは「パパが一日だけでも嘘をつきませんように」と神様にお願いする。


すると、マックスの願いが神様に通じ、翌日からフレッチャーは全く嘘がつけなくなっていた。
例の離婚裁判の日、自慢の嘘と詭弁で女検事ダナをやり込めようとするフレッチャーだったが、自らの意思に反する言葉が口をついてしまう。


果たして、嘘を封じられたフレッチャーは裁判で勝つことができるのか。
裁判の勝ち負けより、もっと大事なものに気づくことができるのか。
自分をコントロールできないジム・キャリー迫真の演技が見どころの作品。評価は★★★★★