本作品は、2006年製作のアメリカ映画。

ウィル・フェレル主演のハートフル・コメディ。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-主人公


国税庁の会計検査官ハロルド・クリック(ウィル・フェレル)は、毎朝定刻に目覚め、同じ回数歯を磨き、同じ歩数でバス停まで行き、同じ分量の仕事をこなし、同じ時間に眠るという、異常なほどに几帳面で規則正しい生活を送っていた。


そんな彼に、ある朝突然、女性の声が聞こえてくるようになる。
自分にしか聞こえないらしいその声は、彼の行動をことごとく予告した。
彼の頭に浮かんだ思いや今とっている行動が、頭の中でナレーションのように響き渡る。
小説でも読んでいるようなその声は、気まぐれに聞こえてくるので、物語の全容がつかめない。

ある時、混乱するハロルドをよそに、「このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった…」というとんでもないフレーズが聞こえてきた。


そして、ハロルドは、「自分は小説の主人公で、声の主は小説家である」ということを理解する。
その小説家は人気悲劇作家のカレン・アイフル(エマ・トンプソン)だった。
なんと、彼女の小説の主人公は必ず死ぬことで知られていたのであった…。


果たしてハロルドの人生はどうなるのか。
カレンが書き上げた小説の結末とは。
評価は★★★★☆