本作品は、1995年製作のアメリカ映画。

昨日に引き続き、トニー・スコット監督&デンゼンル・ワシントンのコンビ作。

そのスト-リーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-CT


ロシア内でクーデターが起き、反乱軍がシベリアの核ミサイル基地を制圧するという事件が起きる。
深刻な事態(アメリカと日本が核攻撃の危機にさらされる)に陥ったと判断したアメリカ政府は、核ミサイル搭載の原子力潜水艦アラバマをロシアに向けて出航させる。

経験豊富なフランク・ラムジー(ジーン・ハックマン)が艦長として乗船し、副官にはハーバード大卒のエリートであるロン・ハンター(デンゼル・ワシントン)が就いた。


目的海域に達し、敵の潜水艦の影を捉えたアラバマは臨戦体制に突入する。
そして、ペンタゴン(米国防総省)がロシア反乱軍の核ミサイル発射コードを解析したとして、アラバマに核ミサイルでの先制攻撃命令が下される。


その直後、新たな命令が送られてくる。
しかし、敵の魚雷攻撃が艦をかすめて爆発したことが原因で受信機が故障し、命令文が途中で途切れてしまう。
即時攻撃を主張するラムジーに対し、ハンターは命令の再確認を強く求める。


もし、新たな命令が「発射中止」なら、アメリカが第3次世界大戦の引き金を引くことになる。
そうでなければ、ロシアからの核ミサイル発射を阻止するチャンスを逃すことになる。
果たして、乗組員を巻き込んだ艦長と副官のバトルが勃発する。


国の命運を背負った究極の判断が求められる。その緊張感に手に汗握る。評価は★★★★☆