本作品は、2004年製作のアメリカ映画。

キム・ベイシンガー主演のサスペンス。スピーディーな展開でスリル満点。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-セルラー


高校の科学教師ジェシカ・マーティン(キム・ベイシンガー)は、愛する夫と11歳の息子リッキーとともに平穏に暮らしていた。
ところがある日、リッキーを学校に送って帰宅したジェシカを賊が車で連れ去り、納屋に監禁する。
そして、リーダー格のイーサン(ジェイソン・ステイサム)は、納屋にあった電話をハンマーで打ち砕くと彼女を残して立ち去ってしまう。


彼らの正体も目的もわかならいジェシカは、「犯人の顔を見た自分はいずれ殺される」と思い、その恐怖に凍りつく。
そして、彼女はなんとかして助けを呼ぼうと、バラバラになった電話のワイヤーを接触させ、ダイヤル信号を送ることに成功する。
たまたまつながったその電話に出たのはライアンという若者(クリス・エバンス)だった。


最初、いたずら電話だと思い、まともに取り合おうとしないライアンだったが、ジェシカの切羽詰った声に信ぴょう性を感じ始める。
そして、壊れた電話(誘拐犯はそう思っている)の向こうから漏れ聞こえてくるジェシカとイーサンのやり取りを聞き、事件の重大さを認識する。


誘拐犯はジェシカの夫クレイグを探しているらしく、ジェシカの息子リッキーの誘拐も企てていた。
ライアンは電話向こうの顔も知らないジェシカに協力し犯人を追跡する。

しかし、携帯のバッテリーが残りわずかになり・・・。


果たして、事件のゆくえは。ライアンは最後までジェシカの期待に応えることができるのか。評価は★★★★☆