本作品は、1994年製作のアメリカ映画。
ちょっと季節外れだけど、夢、希望、信じるとこの大切さなど、大事なものが詰まった作品。
そのストーリーは以下の通り。
ニューヨーク西34丁目にある伝統と格式を誇る老舗デパートのコールズは、営業不振からライバルに買収されようとしていた。
そんな頃、クリスマス恒例のパレードに雇ったサンタクロース役が酔いつぶれて、イベント責任者のドリー（エリザベス・パーキンス）は困り果てていた。
そこへ「自分こそが本物のサンタクロースだ」という白いひげの太った老人クリス（リチャード・アッテンボロー）が現われる。
ドリーは、胡散臭いと思いながらも、緊急事態を回避するため、彼を雇うことにする。
すると、パレードは例年以上の人気を集め、クリスマスセールのサンタ・コーナーも務めることにもなったクリスは、子供たちや親たちのクリスマス・プレゼントの相談に乗り、他の店の方が安ければ正直にそっちを教えてあげた。
コールズの重役は慌てるが、実利よりもサービスを重視したクリスは大評判となり、コールズはクリスマス商戦で圧倒的な人気を集めることとなった。
コールズの巻き返しに腹を立てたライバルのデパートは、部下に、クリスをスキャンダルで陥れるように命じる。
まんまと敵の策略にはまったクリスは、暴力事件を起こし、精神病院に送られてしまうのであったが･･･。
話は思わぬ方向に進んでいくが、“信じる心”の大切さを教えてくれる感動作。評価は★★★★☆