本作品は、2010年製作のアメリカ映画。

「ぼくのエリ」(2008年スウェーデン)のリメイク。クロエ・グレース・モレッツが好きならこちらを。そうでなければ、オリジナルを。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-モールス

雪に閉ざされた田舎町に住む12歳のオーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、学校でいじめに遭っていた。
そんな彼の唯一の楽しみは、自分の部屋から望遠鏡で他の部屋を覗き見すること。
ある夜、望遠鏡を覗いていた彼は、雪の中を裸足で歩く見知らぬ少女を見つける。


あくる夜、オーウェンが雪降り積む中庭で一人遊んでいると、あの少女が現れる。
同年齢に見える彼女の名はアビー(クロエ・グレース・モレッツ)。最近隣の部屋に越してきたという。
そして、二人は夜の中庭で何度か会ううちに段々と打ち解けていく。


彼女に惹かれていくオーウェンは、アビーの部屋から聞こえてくる怒鳴り声に心を痛めていた。
ある日、オーウェンはモールス信号のメモをアビーに渡し、壁越しに話そうと伝える。
自分を心配してくれるオーウェンがいじめられていることを知ったアビーは「やり返すのよ。私が守ってあげるから」と言う。
そして、壁越しのモースル信号のやり取りでさらに絆を深めていった。


時を同じくして、町では残酷な連続猟奇殺人事件が発生する。
首を切り裂かれた少年、トンネルで惨殺された男性…。小さな町が大きな恐怖に包まれていく。


果たして、事件の真相は。
二人は事件にどう関わり、どんな決断をするのか。
変えられない運命に翻弄される幼い恋心が切ない。評価は★★★☆☆