本作品は、2006年製作のアメリカ映画。

ベン・スティラー主演のファンタジー・コメディ。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-NM


ニューヨークで暮らす失業中のラリー・デリー(ベン・スティラー)は、妻エリカが再婚すると知り動揺する。
彼は、最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)との絆を保つため、自然史博物館の警備員(深夜勤務)の仕事に就くことに。


先輩の老警備員セシルから仕事を引き継いだ初日、ラリーが夜12時に見回りを始めると、誰もいないはずの展示室から不思議な物音が。
音のする方へ行ってみると、ティラノサウルスの骨格標本が館内を動き回っていた。
それだけでなく、石像や動物の剥製、ミニチュアの人形など、博物館の展示物が次々と生き返り動き出すの目の当たりにして唖然とするラリー。


そんな異常な状況の中、ラリーはセオドア・ルーズベルト大統領に博物館の秘密を教えられる。
54年前、エジプト王アクメンラーの柩とその石板が博物館に納められた日の夜から、石板の魔力で博物館の展示物が夜の間だけ命を持つようになったという。
さらに大統領は、日の出になったときに展示物が博物館の外にいると灰になってしまうことをラリーに伝える。
やがて夜が明けると、大統領は元の蝋人形に戻り、他の者たちも元の場所へと戻っていった。


ラリーは仕事を辞めるつもりで博物館を飛び出すが、そこに息子のニックが様子を見にやって来たため、博物館に戻り、もう少し続けてみようと決意する。
そして、本やインターネットで展示物について調べ上げ、準備万端でその夜の警備に入るのであった・・・。


果たして、この異常な状況下で、ラリーは息子ニッキーとの絆を取り戻せるか。
期待しないで観たためか、意外と良かったコメディ。評価は★★★★☆