本作品は、2009年製作のアメリカ映画。
原題は「Orphan」で、直訳すると「孤児」。
そのストーリーは以下の通り。
息子ダニエル（ジミー・ベネット）と娘マックス（アリアーナ・エンジニア）の2人の子供がいるケイト（ベラ・ファーミガ）とジョン（ピーター・サースガード）の夫婦は、夫婦関係を修復するため、3人目の子供をほしがっていた。
しかし、なかなか子供に恵まれなかったため、養子を迎えようと思い、地元の孤児院を訪問する。
そこで出会ったのがエスター（イザベル・ファーマン）という名の9歳のロシア人少女。
前の養子先の家族を火災で失ったばかりのエスターは、可愛らしい声で歌い、見事な絵を描く少女だった。
ケイトはかつて才能あるピアニストとして活躍していたため、エスターの音楽的才能が特に気に入った。
聴覚障害のある娘マックスと音楽に興味のない息子ダニエルにはない魅力を感じたためだ。
ケイトとジョンは、エスターこそ自分たちの家庭にふさわしいと、養子に迎えることを決意をする。
しかし、夫婦の家で暮らすようになったエスターは、次第に隠された本性を現し始めるのであった･･･。
人を外見だけで判断すると大変な目に遭う。
設定が面白いホラー作品。評価は★★★☆☆