今日の東京新聞のコラムから一部を抜粋。

早いもので四月尽も迫る。齢(よわい)を重ねるほど一日や一年が過ぎるのが早くなる。「人の感じる時間の長さはその年齢に反比例する」。「ジャネーの法則」というそうだ。
年齢による経験で時間の受け止め方が異なるためという。三歳の子にとって一年間は人生全体の三分の一。五十歳の人間には五十分の一。時が軽くなるということか。時の流れを押しとどめたい年齢層には嫌な法則でもある。
もっと気の重くなる時間のたとえがある。「人生時間」という。年齢を三で割ってみる。人生を一日間に置き換えた場合、自分が何時にいるのかが分かるそうだ。三十歳なら割る三で十。午前十時。時間は十分にある。六十歳。二十なので午後八時。日没は過ぎたが、まだまだ十分楽しめる時間帯である。

「人生時間」とういう考え方は新鮮ですね。
80歳なら、夜中の2時40分か。暗闇にいて不安な感じがなんとなく想像できる。
24歳は午前8時。朝日を浴びて目を覚まし、これから一日が始まる希望に満ちた時間という感覚かな。

宇宙カレンダーという考え方もある。
137億年前のビッグバンから現在までを1年間のカレンダーに縮尺したものだが、自分の人生は大晦日の23時59分59秒95に始まった程度で、5/100秒しか存在しないことになる。マバタキしている間に過ぎてしまうほどの時間だ。
宇宙のスケールに比べたら、人ひとりの人生なんてちっぽけなものかもしれない。
だから、人生なんてどうでもいいというものではなく、短いからこそ、小さなことに悩んだり躊躇せず、前向きに生きるべきなんだと思う。

先日、ケプラー186fという地球とほぼ同じ星が見つかった。
500光年の彼方だが、そこには間違いなく生物が存在するだろう。
その星に生きる人たちに会うことは叶わないが、ロマンある話だと思う。

ロマンといえば、人生の中でも一大イベントの結婚式。(結婚にロマンを求めてはいけないのかもしれませんが…)
出会い、育まれる愛、家族となっての新たな歩み。やがて生まれる小さな命。
fumikaさんのEndless Roadのミュージック・ビデオが完成したようです↓