色々と動きが慌ただしくなってきたよ~いたちゃんでーす
先週はパチンコの撤去に関する最新情報をお届けしましたが今度はスロットの情報が入ってきました。
いよいよ噂の「5.9号機」に関する基準が明日6月16日にも明らかに?
いたちゃん先週6月8日に行われた日工組の技術WG(ワーキンググループ)会議の内容を、さる情報筋
より手に入れたので、その内容の一部をここに大公開!しちゃいます。
(7月1日訂正:日工組と回胴連絡会との合同技術WG会議)
(不適切な内容、とのご指摘があり削除させていただきました)
当日話し合われたのは主に、「5.9号機に関する自主規制」とそれに伴い5.9号機に搭載することが
義務付けられる「役比モニタ」に関する技術的な要件、についてでした。
このうち「「5.9号機基準」に関しては早ければ明日6月16日にも発表があると思いますが、一応
自主的な措置のため「保通協」のOKはまだ出ていない暫定的なもの、なため今後も変動が予想
されています。
「役比モニタ」っていうのは何かと言うと・・・
簡単に言っちゃうと遊技回数に対して小役の比率がどれくらいか、および遊技数に対してART等の
「有利区間」がどの程度の割合か、を機械自身がモニタして表示する装置、の事なんですよ。
この「役比モニタ」を5.9号機においてはすべての台に取り付け、外部から確認を容易にしようじゃ
ないかと、そーいう訳なんですね。
先述の会議において配られた資料にはこのように載っています↓
「実装要件」
☆実施目的
市場において、遊技機が不正に改造されていないことを確認しやすくするため、遊技機の稼働実績に
よる役比、連役比を遊技機自身で集計し、モニタ表示する機能を搭載する。
☆集計方法
遊技回数400回毎を1セットとして集計をくり返し、15セット累計(6000回)の役比、連役比を求める。
さらに、総累計の役比、連役比および有利区間比率を求める。
※使用領域外のRWM容量を持たないCPUの場合にRWM容量が不足する場合に限り、以下の処理
としても差し支えない。
・集計単位1セットあたりの遊技回数を(6000/n)回(但しn:2,3,4,5,6,10,12の何れか)とし、
Nセット累計(6000回)として、リングバッファに要する容量を削減する。
・領域内RWMと領域外RWMの境界に、未使用領域を16バイト以上設けない。
・空き領域の直後に配置されるRWMのアドレスが16の倍数のアドレスから配置されない。
え~と、すみませんチンプンカンプンなんですが
資料にはさらに細かく色々と呪文が書かれてるのですが
どなたか日本語に訳してくれると大変助かるのですが
さてもう一つ、資料の最後に5.9号機に関する質疑応答集が載っているのですがこれがまたサッパリ
いたちゃんも業界の人間ならこの程度理解しろよ、とは思うんですけどそーは言ってもねぇ・・・
とにかく一部を公開しますので事情通の方は「ふ~ん、なるほど」とか思ってくださいwww
質疑:設定差のないハズレによって有利区間移行抽選を行ってもよいか→NG
回答:全設定共通のくじ(条件装置の組み合わせ)に紐付いて抽選されなければならない
質疑:くじに関わらず、毎遊技ごとに一定の確率(例:全設定共通1/1000)で有利区間移行抽選を
行なってもよいか→NG
回答:全設定共通のくじ(条件装置の組み合わせ)に紐付けて抽選されなければならない。
質疑:設定差はないが、規定数ごとに異なるくじで有利区間移行抽選を行ってもよいか→NG
回答:有利区間移行抽選に係るくじは、規定数によって変化してはならない。
質疑:設定差のないBB終了時に天井ゲーム数を抽選により決定してもよいか→OK
回答:問題ない。
質疑:設定差のあるBB終了時に天井ゲーム数を抽選により決定してもよいか→NG
回答:設定差のあるBBの条件装置作動から当該BBの終了時までは、指示機能に係わる処理は
行なえない。
質疑:前回の初期化からの差枚数を参照して、指示機能に係る処理を行ってもよいか→NG
回答:有利区間以外の履歴を含むパラメータを指示機能に係る処理に使用することは出来ない。
質疑:当該有利区間中における条件装置作動履歴(設定差なし)を参照して処理を行ってもよいか→OK
回答:問題ない。
質疑:当該有利区間中における条件装置作動履歴(設定差あり)を参照して処理を行ってもよいか→NG
回答:設定差のあるくじを指示機能に係る処理に使用することは出来ない。
質疑:くじとは一切関係しない有利区間終了抽選(1/500の一律パンク抽選等)を行う事は→OK
回答:問題ない。
質疑:押し順ナビを規定回数実施した契機で有利区間を終了してよいか→OK
回答:問題ない。
質疑:有利区間の終了条件を1500回の遊技のみにすることは→OK
回答:問題ない。
なにがなにやらさっぱり、なんですけどよく読んでみると・・・
おおざっぱに言って「打ち手が不利になる条件はOK、有利になる条件はNG」ってカンジですね
まあ要するに今までは「事故で出ちゃう」事もあったのを今後は「絶対に事故らないようにする」という事、
といった解釈でよろしいでしょうか?
・・・・・って、ふざけんな
唯一の救いはこれが「6号機」ではなく「5.9号機」であるということ。
今後出るであろう「6号機」に向けての暫定的な措置であって、「6号機時代」が到来すればまた状況も
変わってくる事と思われます。
もうね、そこにしか期待できないですよハッキリ言って。
はたしてそこまで業界が持つかどうか、少なくともしばらくの間「スロット冬の時代」が到来するのは
間違いなさそうです。
そんな訳でこれからは「ノーマルAタイプ」が主流となっていくんでしょうかねぇ
はっ!・・・・・ということはもしかして「コクッチーブラック」が天下を取る日がやってくる?
ジャグラーが君臨している限りそれは絶対にないですがwwwww