雪国・新潟県長岡市の街に佇む、一軒家の宿。
私がコロナ禍真っ只中に初めてお客として泊まりに来た時は、
「なんと落ちつく場所なんだ!よく眠れる!」とビックリしたのを覚えている。
そして、その後に新潟県新発田市から長岡市に移住して、夫が営むこの古民家一軒宿の
ブックコーナーを担当することに。
宿といっても、泊まれるのは1日1組だけ。
冬はこたつでミカンを食べたり、春から秋は外のハンモックでのんびり過ごしたり。
自分の家とはまた違う、第2の実家みたいな感じの場所なのです。
ゆっくりとした時間を過ごすお供の本を、コツコツ選んで並べています。
そんな宿にある本を、今日から紹介していきたいと思います!
手始めに紹介する本は、『ねるね 創刊号』
おやすみ前にスマホを置いて、のんびり読むのにぴったりなマガジンです。
ひとりをたのしむベッドタイムマガジン。
寝る前の一人の時間にぱらりと開くのがおすすめ。
この本は左開きでも右開きでも読める、両A面の本。
イラストレーターの原田治さんの描く表紙も、とっても可愛らしくて◎
中を開くと、おやすみ前に心を落ち着けてくれそうな詩や短編集が。
気合をいれて「よおし!さあこれから本を読むぞっ」と力まなくてもよい、
心地よい文が流れてきます。
また、体の疲れをゆっくりほぐすセルフマッサージの話もあって、
1日の締めくくりにフラットな気持ちと身体になれそう。
今回は創刊号なので、次号の発行も楽しみです!
いとぽん
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一軒家宿NEMARUのブックコーナーの本は、新刊・古本が並んでいます。
お泊りの方は本を読んだり、購入することができます。