さすが全国ネットの力は凄いものだと、改めて認識させられました。昨日放送の、フジテレビ系列「世界は言葉でできている Championship」放送開始直後から、このブログへのコメントや、メール、電話を多数の方からいただきました。コメントの方は、とりあえずすべてアップさせていただきました。ありがとうございました。


 「出番あれだけ?」といったメールもいただきましたが、すべては僕の力不足によるものです。ご覧になっていた方はお判りでしょうが、谷中氏の回答が素晴らしすぎて、ぐうの音も出なかったというところです。あの回答を見た瞬間、「こりゃ負けた」と思いましたし、あまりの完敗に気分的にはすがすがしいものさえありました。(収録開始直前に初めて直接お話しする機会があって、「身長何センチですか?」と伺ったところ、「185センチです」というお答えでした。「すべて揃っていらっしゃるんですね」という僕の言葉は、ため息交じりで、あの瞬間にすでに勝負は決していたような気がします。(笑) ああいう背が高くて飛び切りのイケメンと何か戦って勝ったという経験はホントにないんですよねえ。)


 決勝もあの位置、つまりは佐野アナウンサーの後ろからずっと見ていたわけですが、自然に、自分のいたAブロックの人を応援する気分になっていたんですから、不思議なものです。(その応援が負の作用をもたらしたのか、優勝したのはBブロックを勝ちあがったオードリー若林さんでしたが。笑) 


 この番組には何度か出していただきましたが、そのたびに、言葉を生業とする人間として、もっともっと自分の言葉の精度と瞬発力を向上させる必要を痛感します。おかしなもので、収録が終わると必ず読書量が増えるんですよ。それだけでなく、話し方、表情の作り方、ビデオを見直して徹底的に復習します。今回も、「もっと口角上げとかなきゃダメ!」といった実に適切なアドバイスもすでにいただいていることですし。


 収録はずっと笑いが絶えず、あれだけの豪華なメンバーが集まったあの場所にいられたことだって、今考えれば奇跡みたいなものです。そこで、しっかり東進のあのドヤ顔のCMまで流していただけたんですから、個人的にはかなり満足しています。


 皆々様、本当にありがとうございました。特に、番組に呼んでくださったMプロデューサーには言葉では言い尽くせないほど、感謝いたしております。



 ~後日談~


 あの収録の際に、控室(金田一先生とご一緒させていただきました)にベルトを置き忘れて、スタッフの方に宅急便で送ってもらうような迷惑までおかけしたのは僕です。申し訳ありませんでした。それだけでなく、ホテルに忘れたと勘違いして、ホテルの方にも徹底的に部屋を探してもらったんです。重ねて申し訳ありませんでした。