ご無沙汰いたしております。前回の更新から、約3週間が過ぎてしまいました。相変わらず爆忙が続く中(本当に、一体いつまで続くんでしょうか? 笑)で、ただただ月日の流れる早さを実感する日々を送っています。


 1月も終わりに近づいた今、この一月の出来事を、ごく簡単に、しかもランダムに振り返ってみようと思います。


 まずはお礼から。


 前回の記事で、東京での講演会についてお知らせしたところ、その記事を見て実際に講演に来てくださった方が多数いらっしゃいました。本当にありがとうございました。


 実は、今も大阪の羽衣学園中学・高等学校での講演会を終えて、東京に戻る新幹線車中です。今月は、特に講演会が多く、「講演行脚」と言ってもいいような日々を過ごしてまいりました。


 10日の東京での講演会以降も、浜松、佐久、坂井市(福井)、長野、前橋、大阪、金沢、名古屋、東京(東大)、徳島、高松、知多、豊田……。


 一月で、計17講演会という記録は、もしかしたら今後も破られない可能性さえあります。よくしゃべったなあと思うと同時に、わざわざ足を運んでくださった方々には、本当に御礼を申し上げます。ありがとうございました。




 移動がきついのは事実ですが、各地でそれぞれの楽しみがあるのもまた事実です。




 
(福井は雪)


 
(福井は、やはり雪)


 坂井市で頂いた辛味そばは、期待通りのおいしさでした。テレビで見た、「越前坂井辛み蕎麦 あなたの蕎麦で辛み隊」の方にも実際にお会いできましたしね。



 浜松での講演会は、浜松市長、静岡大学の副学長、教授の方々と、日本の未来の教育を考える、大変刺激的な内容のシンポジウムでした。こういう方々と一つの場所で意見を交換するだけでなく、それを集まってくださった方に聞いてもらえるようになったということには、感慨深いものがあります。昨年までは単に、一予備校講師にすぎず、このシンポジウムに参加したとしても、客席に座っていたでしょうからね。普段考えていることを思い切って述べたのですが、思った以上に好意的に受け止めていただいたのが、また驚きでした。



 

 

 終了後は、かつて浜松に週に一度出講していたころから大好きだった(実は、数年前は某K塾浜松校に、毎週月曜出講していたんですよ 笑)うなぎの名店「あつみ」へ。このお店に伺うために、新幹線の時間を2時間遅らせました。(笑) 相変わらずの美味を堪能した後は、駅に戻って、いつものお土産菜乃屋のわさび漬け『封印』を購入。世のなかには、いろいろなわさび漬けがありますが、僕はこれが一番峻烈で、一番美味しいと思っています。




 
(これが……)


 
(こうなる)


 こんな感じで、多忙ながらもさまざまな土地に伺い、さまざまな方に出会って世界の広がりを感じ、そのことに喜びを感じる日々を過ごしていたんです。



 安定的な世界に閉じこもっていることは幸福なことではあるが、実は最も不幸なことなのかもしれない―



 なんとなくそんな言葉が思い浮かんだので、取りあえず書いてみました。