ご無沙汰いたしております。こんなに久しぶりの更新なのに、競馬がわからない人にはサッパリわからん、という記事を書きます。


 昨日は、4時半過ぎから講義があったので、2時に某ホテルにチェックインして、秋華賞に備えました。直前の鳴滝特別で芝の状態を確認。1レースだけではわからないので、そこまでの芝のレース結果もチェック。京都は時々、極端にイン有利な日がありますから、こういう作業は当然です。


 秋華賞については、新幹線のなかで予習済みで、ヌーヴォレコルトの軸不動、というよりも頭不動と思っていましたから、相手選びに専念。内回りだから、先行馬が何か残るだろうという思惑のもと(この時点ですでにズレている)、データをチェック。


 もともとトライアル3着馬を買うのが好きな僕にとって、ローズS3着だけではなく、桜花賞以外の重賞でいずれも3着のリラヴァティは極めて魅力的な存在です。ヌーヴォ1着、リラヴァ3着固定3連単、リラヴァ3着固定3連単といった馬券を中心に購入することを決めました。


 実は、一番軽視していたのが、ショウナンパンドラ。そもそも紫苑Sから秋華賞というステップは過去、全く来ていない。それでも近年4、5着に来ていたのでそろそろという感じもあったので、レースを確認しました。その結果として、このレースで来るとしたら、やはり勝ったレーヴデトワールのほうだろう、完全な穴人気で、こういうのは来ないであろうと。


 午後3時になると、BSイレヴン→フジテレビ(昨日は大阪にいたので関西テレビ)というチャンネル変更を強いられるのですが、BSのほうで大上さんが言っていたことが、かなり引っかかっていたんですよねえ。


「京都ならディープ産駒。ハーツクライ産駒は、阪神とか東京のようなもっとタフなコースが合う」


 うーん、確かに。どうしよう。


 とりあえず、僕にとっての真のメイン、福島民友Cの馬券購入。


 本当は、アンバルブライベンから行こうと思っていたんですよ。何しろここんところずっと追っかけていますから。(15人気で4着だった北九州記念は、本当に絶句しました。)これも穴人気だから、他を探そうと。そこで見つけたのが、ルチャドルアスール。鞍上平野優騎手。 実はメインレースを、平野騎手から買う勇気をわかってほしくてこの記事を書いているようなものです。(笑)


 結果、1着アンバル、2着ルチャドル。うーん、素直に2頭固定3連単で買っておけばよかった。馬連のみ的中。当たったものの不完全燃焼の感。平野騎手は、ロスなく回って上手に乗っていましたよ。


 少頭数だったので、軽く参加したアイルランドTは、一応当たりましたが、あんなガチガチの結果では儲かるわけもなし。ただ、久々に大斜行(しかも他馬に迷惑をかけない)を見られたことでちょっと満足。


 そしていよいよ秋華賞です。パドックを見て、ヌーヴォは文句なし。確かにショウナンの出来はよさそうでしたが、やはり軽視。


 まあ、外れましたよ。1分57秒0―ディープ産駒の競馬でしたね。ヌーヴォは位置取り次第では勝機もあったレースですが、ロブロイ産駒のリラヴァには全く出番なし。というよりもこの馬、桜花賞でも大敗したように、G1の壁があるのかもしれません。しかし、素質はあると思うので、いずれ愛知杯や福島牝馬Sあたりを勝つのではないかと。期待しつつ、今後も追ってみます。


 最終Rは、福島のみ参加。結構自信があったのですが、古川騎手騎乗・6人気のダンツアトラスは3コーナー過ぎから明らかに手ごたえが悪く、早々にハズレ確定。その一方、向こう正面過ぎから一気に「まくって」見せたのが杉原騎手。「そーれひとまくり」、これぞ福島という乗り方です。あれで来なかったら単にレースを乱しただけと言われてしまいますが、10人気のキネオダンサーを2着に持ってきたのですから立派なもの。小回りコースでの「まくり」は僕のお気に入りです。


 というわけで、久々にじっくり取り組んだ昨日の競馬は大惨敗。いかんなあと反省しつつ、授業に向かったのです。


 競馬のことがわからない方には、本当に申し訳ないなと思いつつ、平野騎手と杉原騎手のことをどうしても書いておきたかったんですよ。


 それでは、これから授業に行ってきます。