中電と反対派が和解?少し古いニュース記事ではあるが気になったので書いてみる。


新聞の見出しは『中電と反対派が和解』と書いてあった。簡潔に言えば、上関原子力発電所建設に伴う埋め立て工事が再開した時には、反対派は工事の妨害をしないことを了承したことになり、平和的な解決だと大いに評価する。

ただし、この記事にはオマケがある、当事者の反対派申し立て代表である島民の会、清水代表のコメントがあるが、なんと驚くことに『内容が確認できてないのでコメントはできない』と取材に答えている。


そもそも、和解とは双方が内容を確認して納得、承諾して成立するものであるはず。

その内容を聞かれて代表者である人が確認できてないとは?あまりにもお粗末ではないか!

まさか”弁護士が勝手に和解したとでも言うのだろうか?頭を傾げたくなるようなコメントである。普段マスコミに囲まれるとマスコミ用発言が目立つが、いざ核心をつかれると逃げのコメントでは何を言おうかテンヤワンヤである。それとも最初から和解内容を守る気などないのに弁護士に任せていたとでも言いたいのか?だとするといい加減な代表としか思えないのは私だけ?以前から言い続けている公人(町会議員)が無車検、無保険車、使用に付いてもいい加減が当たり前のように思える。


現在、みんなの海プロジェクトと謳い売名行為(私にはそう思える人達)でカンパを呼びかけ、恰も”島の可哀そうな漁業者達にカンパを届ける”と言ってるが、所詮反対運動の資金集め、漁師に集まった金を渡すことで無言の圧力で反対派の縛りに繋げる事が狙いのような気がしてならない、明らかな漁業者に対する人権侵害であるパンチ!


そもそも、騒ぎ立てている漁業補償金問題の根源である漁業補償契約は、平成12年6月に反対派が契約無効を求めて裁判に訴えたが平成20年10月に最高裁判所において上告棄却『反対派の敗訴』が決定している。更に昨年2月には県漁協祝島支店の総会において補償金の受取りが賛成多数で可決されたのではないのか。にもかかわらず受け取っていないので契約無効であると全国にカンパを発信している。当事者の島の漁師達が下した受取り採決を一部過激な反対派と左翼組織と思われる余所者達によって歪曲した反対運動を展開しているように私には見えてならない。

コメントにもあるが会計報告が無い?ならば何処に行くかも解らないお金になる可能性が大いにあると危惧する。