教え子達が65歳の誕生日を祝ってくれた(10年前から集まってくれている)有難い。話はいつも通りの、あのころの1球1打”何故か家庭の事は語らない。


私の自慢話、(現ジャイアンツの捕手阿部が浦安市の小年野球チーム、キングスターに在籍スポーツ少年団全国大会で優勝した)は千葉県にて決勝戦で私のブラックフェニックスが勝利した事、時折当時のキングスター監督より阿部との2ショットの年賀状が届いていたが近年は無い。


酒が進むにつれ今までの集まりと違い何かが違う気がした、多分65歳(高齢者)のけじめだからか、いつまでも子供達は私には20~35年前の顔と変わらない。


一夜明けた今朝は梅雨明けが近いと思いながら目の前の田んぼを眺めている。

もう少しで穂が付く稲を、風が撫でるように過ぎて行く、おそらく数千回も繰り返したであろう収穫、

それにより生き延びてきた人間の小ささが哀れにさえ思える。