【鈴木邸】ありがとうございました【春の探書会2019】 | お散歩日記

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路地裏、バラック、長屋、昭和の香りがする飲食街、遊郭赤線跡地、廃墟、古い町並み、山奥・・・・そんな場所を訪れては下手糞な写真を撮っております。

  静岡県登録有形文化財鈴木邸にて開催された鈴木邸春の探書会2019、天候にも恵まれ多くの方がお運び頂きました。

 

 主催者の発表によると、これまで十二回開催された探書会の中では最大の来場者数だったとのこと。春らしいぽかぽか陽気の中で、本好きの人たちが和気あいあいと談笑する姿が鈴木邸の其処かしこで散見出来ました。

 

 

 

 

 また、探書会初日の四月二十日(土)に登壇させて頂いた私のトークライブへも静岡県内を始め、遠方から遥々お運び頂いた方もいらっしゃいました。ただただ感謝を申し上げる次第です。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 今回は静岡あべの古書店店主鈴木大治様のご提案により、戦後~昭和四十年代迄の風俗紙を数冊チョイスし、その中から静岡市に関係ある記事を抽出。それらをもとにプロジェクターを用いながら話を進行させて頂きました。戦後の風俗紙を手にしながら静岡市内の街歩き、と言いましょうか。来場者の方の中には当時をリアルタイムでご存知の方もおり、資料をもとに当時を知るしか術の無い私は大変勉強させて頂きました。また訥弁な私でありますゆえ、これは毎回のことですが、司会の鈴木大治様には随分とトーク中に助けてもらいました。

 

 

 

 

 トークライブの内容とは今回は直接関係性が無いものの、戦後の風俗紙資料の一つとして私の所有するカストリ雑誌も三十部余り展示。会の終了後も興味深そうにカストリ雑誌を手に取る方々とカストリ談義に花が咲きました。

 

 

 

 今回、お運びになられた皆々様ありがとうございました。当方も有意義な時間を過ごせました。

 

 

卯月吉日 花町太郎 拝