天井をスケルトンにすることになり、早速、天井の解体が始まりました。

解体の始まった天井

左側が既存の天井、右側が建物の元の天井です。左側の天井は、工事した時期も古いようで、木の下地で組まれていました。右側の建築の天井は躯体ですので、2階の床の裏側となります。それにしても、さすが昭和初期のモダン建築、天井が高く、梁もシンプルですが美しくデザインされています。天井高さは、3,500mmありました。
そして、どんどん解体が進んで、またもや発見がありました!
入口側1mくらいの範囲が、木造の増築だったのです。
天井を見上げると木の構造が見えました。これもまた、全く想像していなかったのですが、気持ち良い「裏切り」です。木もいい味を出していましたので、こちらもこのまま見せることにしました。

入口廻りは木造の増築!
右が木造部分。左側のタイル貼りの垂れ壁は、建築の外壁だったのです。

つづく。

「さかな家」の改装後の写真は、「こちら」でご覧頂けます。
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