既存の外壁の仕上げと、新しい外壁の開放的な部分へのブラインド的造作には、短冊状の木材を使用することにしました。ガラススクリーンの後ろ側は、温かい木の表情の隙間から店内の雰囲気を感じる事が出来るように、隙間を開けて木材を取り付けます。ここで使用する木材は、ラフで古材のように使い込まれた風合いのイメージです。本当の古材は予算的に難しいので、あるアイディアで、この風合いの材料を予算内で集める事が出来ました。サイズも木種もバラバラですが、新しい材料では表現出来ない「あじ」や「計算されていない風合い」がこのプロジェクトには欲しかったのです。

壁の木材01

素材が集まっても、闇雲に貼ってしまってはいけません。
一番「いい感じ」に見えるように、現場で一本一本確認して、貼る順番を全部決めました。

壁の木材02

現場の前で、実際に並べて、見え方を確認しました。特に、ガラスの部分はブラインド効果も考慮して、サイズと隙間を決めました。

つづく

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