本日の幹部ブログリレーの担当は
副部長のみおです!
それではどうぞー!!💜
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私は国語が苦手な理系です。そのためこの文章書くのも一苦労だし、伝わるのか分かりません笑
飽きたら読まなくていいよ♡

 私はずっと器械体操をやってきて、大学生になってからダンスを始めました。怪我で完全復帰することなく、コロナのせいで引退試合もないまま、体操を辞めざるを得なかった私は何にも気力が湧かずにいました。何かしらスポーツはしたかったので他のサークルの体験にも行ったけどしっくり来なくて、なのに気が付いたらJaggyに入っていました。先輩方に魅了されて入ったのですが、心の底から毎日楽しくて、どんなに忙しくても楽しいがあるから何も苦痛に感じなくて、先輩方がずっと輝いていて。沢山教えてくれて。私も先輩方みたいになりたい!ってずっと背中を追いかけてきました。だから私は練習1回1回の記憶が鮮明に残っています。いつどこの施設で何のMのリハだったのか、どの先輩に何を教わったかとか言えるくらい。笑 よく記憶力いいね、怖いって言われるのですが、そうじゃなくて、私にとって大切な思い出でそれだけ濃いんです。

 先輩愛語っても語りきれないので控えますが。とにかく私はこの恩を後輩に繋げたいと思い、頑張ってきました。いざ2年生になってみると難しくて先輩らしいことができたのか分かりません。でも学年Mのコレオを通して後輩の笑顔に救われていました。
ただ、私はちょっと辛い時期があって。心が追いつかない。何とか立て直したけど今度は身体がついてこない。なんで踊るんだろう。って考えるようになってしまいました。
 様々な感情を抱くうちに私なりの答えを見つけたのでのちのち話します。

 3年生になって1年生も入ってきて、後輩に何かしてあげられたらって毎日必死でした。全てを完璧にできた自信なんて1ミリもなくて、自分の引き出しの少なさでもう嫌になって。自分の無力さを実感しました。でもいつも後輩が笑顔で楽しそうにしている姿があって、見るだけで私は幸せでした。後輩に良い背中を見せられていたのかはわかりませんが、1人でも多くの人に愛を与えられていたらいいなあ、私の憧れの先輩に少しでも近づけていたらいいなあと願っています。



ここまで先輩や後輩のことを書いてきましたが、私には自慢の同期がいます。私たちが幹部代になる時、正直何の不安もありませんでした。私たちなら何でも出来るし、「やっぱうちらすごい」っていうワードが頭の中にありました。私は自己肯定感低くても同期肯定感はめっちゃ高いです。あんまり口にしたことないけど。笑
 いざ新歓期が始まって、仕事に追われる日々。特に私は副部長と衣装の兼任をしていたこともあり正直耐えられなくて涙を流したことも沢山ありました。それでも諦めたことは一度もありません。大好きなみんながいたからなのかな。
 実際、今日ここまで振り返ってもうちらにしか出来ない唯一の公演が出来上がってるなという自信しかありません。
私は大切で自慢の同期を持ちました。


 そして私を1番成長させてくれたのも同期です。
 
 何度も会議をして何度多数決取り直しになったことやら。でも実は私その時間が好きでした。なぜなら話を聞けば聞くほど、私には無い視点の意見を知れて、その人の新しい一面を知れるからです。自分の視野も広がっていくし。反対意見にも必ず理由があって、その理由を知ることでまた考えを改めることが出来て。寄り添いあって、少しずつ統合していく感じ。話せば話すほど皆のこと知りたい欲に駆られました。また、言葉ひとつとっても言い方次第でこんなにも変わるんだって実感しました。そして、皆でJaggyを創っていく中で1番感じたこと。それはたとえ1人で進めた方が効率的だと感じたとしても、1人の考えで物事を進めるよりもぶつかって泣いて時には傷ついてそれでもみんなの意見をできるだけ取り入れてって作ったものが1番いいものになるということです。出た理系って言われるかもしれませんが、ただの平らな斜面よりも山がある斜面方がボールって加速度がついて早く転がるんです。だからぶつかればぶつかるほどそれを乗り越えたらより前に進めるんです。だから私たちは沢山会議を重ねたからこそ最強なのです。



 
 私はそんな同期への愛の伝え方がわかりません。思いの伝え方が分からなくて不器用で下手くそです。言葉にすると嘘っぽくなるというか軽く聞こえる気がして(恥ずかしいだけ笑)。ある日、正直に気持ちを表現する手段としてダンスが私たちにはあることに気が付きました。なんでこんなに辛いことがあっても辞めずに踊り続けるんだろうというダークな自分の疑問をスっと解消することが出来ました。だって言葉より素敵でしょ?口だけじゃなくて身体全体で表現できるんだから。確かに正しい形はあるけど、踊り方に正解はありません。身体の伸縮は無限です。踊ってる時に何を考えるかは自由。なぜ踊るんだろう?という疑問に対しては踊りの意味が口で言えたら踊る意味はなくなっちゃう気もしました。何故か分からないけど身体が勝手に動いちゃう、何故かは分からないけど踊るって楽しい。その「何故」が分からないからこそ人は踊るんだとも思います。私は何も考えず楽しく踊る時間も必要だけど、踊ってる時は自分の感情と素直に向き合える時間なのです。
 また、同じ作品を何度踊っても全く同じものは再現出ません。練習を重ねる毎に色がついていきます。私のモットーはそのどんどん新しい色をJaggyのキャンバスに色付けられるようにその時にできる最大限のことをすることです。たらればの話をすればキリはないかもしれませんが、与えられた状況下で可能なことをやりきってきたつもりです。だからJaggyに後悔はありません。そして努力すれば報われるんじゃなくて報われるまで努力する。これも心に誓ってきました。どんなに練習しても体調崩したり、本番転んだり。誰かのためにやったことが水の泡になったり。でもその一つ一つはゴールじゃなくてただの過程。だからもうダメだって諦めるんじゃなくて次に進んでこれました。報われたって思う日がいつか来るのを信じて、毎日真剣に向き合ってきました。

どうかJaggyで歩んできたこの3年間の集大成を皆さんに届けられますように。感謝の気持ちが1人でも多くの人に伝わりますように。Jaggyの幸がこれからも続いていきますように。