ラインを結ぶのは結構大変だ | シドニー日本人会釣り部2012-16

シドニー日本人会釣り部2012-16

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さて、4月下旬からのモルディブGT釣行に向けてタックルその他の準備を進めるこの頃です。
ロッドについては日本在住の方にお願いしていますが、リールはこれを購入しました。

ペンスピンフィッシャー6500SSV
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ボディの強度は素晴らしい。
日本円で2万円を切る売価。
旧モデルを上回るドラグ性能。
ステラ買えれば文句はありませんでしたが、今回はこのリールの性能におんぶ抱っこです。

ラインを2台分購入、サンラインの6号規格300mとPower Pro80ポンド300yd。
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8本撚り買えよ、と各方面からの非難が届きそうですが、まぁ勘弁です。

そしてリーダーとの結束方法はFGノットに決定?只今練習中。

初めて外房で釣り上げたヒラマサはメインラインナイロン20ポンド、リーダーは銀鱗12号でした。
御宿岩和田港の長栄丸で釣ったのですが、その時はかもし釣りの方に混じってのジギングでした。

その後メインラインはPE3-4号になりましたが、90年代後半からバスフィッシングに興味が移り、ソルトからは遠ざかってしまいました。
現在手持ちのジグは100g以下でトレブルフックがついているものが殆どです。
アシストフックが広まる前にはジギングに興味を失ってしまいました。

ところがオーストラリアに来てからはどちらかというと塩味の釣りが多くなりました。
親分に誘われるままにフレーザー島のロングテイルツナに幾度となく出撃。。。

ですが、今回GTフィッシングのメインラインにPE6号、リーダーが130ポンドなどという大型魚対象の釣りは全く初めてなので、実際に準備を進める今日この頃は、ラインシステムひとつをとっても時代に取り残された感が拭えません。

今まで殆どの対象魚のメインラインとリーダーの結びはSFノットで通してきました。(PEがメインラインの場合です。)

リーダーが60ポンド以下であれば、リーダーに結び目があってもキャスト時にトラブルが発生することはありませんでしたしキャスト不要の釣り方であれば尚更です。

しかしリーダーの強度が130ポンドを超えると径は1mm以上となり、結びコブは巨大でキャスト時にガイドに当たってトラブルの原因にしかなりません。これは容易に想像できます。

ということでSFノットから一歩進んだと思われるリーダー結びコブなしのFGノットに移行しつつあるのですが、このノットは編み込み後の締め込みが大きなキモで、これがとても面倒に感じるのと、締め込みの有無でノット自体の出来具合が全く違うのです。

であればやっぱりPRノットの方が良いのかと考えるわけですが、補助器具なしで作るのは鬱陶しい。

これは多分普通のソルト好きの方が15年前位に悩んでいたことを今更あーでもこーでも無いと思い悩んでいると思うのです。

このPRノットは特段新しいノットというわけではないと考えています。
セキ糸使用でボビンホルダーを使っての太いナイロンライン道糸の蛇口作成方法に酷似しており、それは随分以前から行われていました。

おそらく指にラインを巻き付けて上下にクロスさせて編みこむSFおよびFGノットの方がノット作成方法としては新しいと思われるのです。

SFノットが考え出される以前にビミニツイストで作成したダブルラインをSFノット同様にリーダーにクロスさせて編みこむノットが関西発行のソルト専門誌に掲載されて自身一時期実際に使用していました。が、同時期に御宿岩和田港の長栄丸の船長がビミニツイストのダブルラインを直径10センチ程の小さな輪に仕上げ、リーダーの8文字の結びコブの輪に上下に通し絡ませて、ノットを容易に作成するのを見て、さすがに毎日海に出る人は違うと敬服した記憶があります。