みなさん、こんにちは。
今日は、ちょっと悲しいお知らせです。

数日前に、中国で流行中の伝染病をわずらっていた感染者のmaruoさんから、サイトを閉鎖することにした、とのお知らせを受けました。

病状は悪化する一方で、最近は指に痛みがあってキーを打てないこと、PCの前に長時間座ることができないこと、また思ったより同じ感染者からの情報が集まらなかったことなどがその理由です。

そしてもうひとつ。
それは、たくさんの励ましのメッセージでもらった元気を壊すような、悪意やたくらみのあるメッセージに、彼の心は耐えられない、とのことでした。

そして数日前にサイトは閉鎖されました。
サイトに明記されていた以前のメールアドレスも変更したとのこと。

大の男が、自らの恥ずかしい風俗での体験をさらし、情報と助けを求め、同時に感染の警告していたのです。

北京語もできないのに英語のできる中国人感染者を探し、連絡を取りあい、他の感染者のためになるよう、さまざまな情報収集をしていました。

私は彼のブログを紹介するに当たって、彼に接触し、その病状と人柄をこの目で見て、確かめ、皆さんにお伝えしておりましたが、それでも彼を疑う方がいたということは、私坂東忠信の真実を伝える表現力の不足、信頼の不足でもあります。

しかし、彼の感染を疑うのではなく、その原因を一方的に責めたり、彼に会いもせずにうそつき呼ばわりで誹謗中傷するのは、書き込む人間本人の、人間性の問題です。

この伝染病もさることながら、匿名であれば助けを求める人をも傷つける「ネット匿名最強病」のほうが、精神的に深刻なような気もしてきます。

私は中国人患者のブログも見ていますが、やはりこちらもレスはズタボロです。
「早く死ね」「自業自得」という類の書き込みにあふれています。本当はもっとひどいのですが、同じ感染者のmaruoさんがこのブログを見ていたらショックでしょうから、これ以上は書けません。

それは中華民族の人的クオリティというものでしょうが、ここは日本です。
日本人が思いやりも品性もなくしてしまったら、日本が日本である意味がありません。日本の力は、人材にあるのですから。

彼のブログが消えたことにより、私たち未感染者や、未感染と思い込んでいる感染者、さらに感染者同士も、情報を共有する方法をひとつ失いました。

ただでさえ感染者は、身元を特定されないために異常なまでの注意を払い、接触を取るのが難しく、お互い連絡をつけるのも勇気が要ります。
むしろ彼のように、ネットだけでも表に表れた存在は貴重でした。
すでにブログは閉鎖され、寄せられた情報も、書きもまれた酷い記事も今は見ることもできませんが、彼がここまで頑張ったことに、私は拍手を送りたい。グッド

私は今後もmaruoさんとは個人として連絡を取っていきます。
彼のほうから新しいメールアドレスを教えてくれましたが、これがウソであるならその必要がなかったはずです。

続けてお伝えしたこの伝染病と思われる病気は、国内に実在し、感染の可能性があります。
関連情報がありましたら、私からmaruoさんにもお伝えしますので、
感染が拡大する前に、どうぞ私の元に、情報をお寄せください。

真面目な疑問には私の知る限りでお答えします。
但し、現実世界ではできないような誹謗中傷をする「匿名最強」に関しては、私同様に職業と写真を公開し、現実に行動をしている、リアルに生きる方へのみの対応とさせていただきます。

これまで彼の元に暖かいメッセージを送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。