最近の中国、話題に事欠きませんが、今度は地震ですか。
なんでも9万人が生き埋めとか・・・。

死者数も明らかではありませんが、既になくなられた皆さんのご冥福をお祈りします。


でも、中国政府は自国民の災難を何だと思っているのでしょう。
なんとしても聖火リレーをやり抜くぞ!という姿勢を崩しませんが、
リレーどころかオリンピックだって自粛してでも国民を救済するのが、政府の「筋目」ではないですか・・・。


さて、中国は滅多に地震が起きませんので、上海などでは日本では考えられないような超高層マンションが建ち並んでいます。

遠目に見ると、夜景も綺麗ですし、昼もスモッグにけむるビル群は、中国の発展ぶりを示しています。


でも、ですよ。


人間の視点で街を歩いてみると、もうガタガタ。人間が街の発展に追いついていません。

うまく説明できないのですが、平成30年?の新宿高層ビル街の隙間に、昭和40年代の東京下町の路地裏が隣接しているような感じです。



さらに歩道にはあちこちにゴミが散らばり、車道にはクラクションの音が5秒ととぎれることなく鳴り響いています。

そして何より驚いたのが、近代的な超高層ビルの外壁の接地面が、地面から4~5㎝ほども浮いていて空間(亀裂?)が出来ていたりすることです。

外壁だって大理石みたいでかなり重いと思うのですが、それが地面から浮いて貼り付けられているのって、ちょっと怖いですよ。
・・・サイズが合わなかったのかな? それともビルが伸びたのかな?

また、全く人が入っていないような廃墟のような中高層ビルもあちこちにあったりもします。

ちなみに今、上海は夜景のライトアップはされていません。
去年の大雪で電柱が折れるなどの被害が多く、特に郊外では夜になると電気が供給されない地区もあるようで、


高速道路のオレンジ色の外登に照らされた電気のついていない夜の住宅地は、何とも不気味でした。

なんでも多くの電柱には鉄骨が入っていなかったため、雪の重みにも堪えられなかったのだそうな。どういう電柱なんでしょう?

見栄重視で見えないところには金をかけない、という中国人の気質が、1本1本の電柱にまで徹底されていたようで、未だに復旧していません。


(でも今も上海旅行の広告にはそんなことは書いてありません。上海は夜景が売りですが、そこはきちんと明記してもらいたいですね。)


正確には伝わってきませんが、今回の地震での犠牲者は、控えめな発表を元に予測すると、おそらく20万人はいるのでは?
(根拠はありません。あくまで予測です)

この地震への対応如何によっては、地方の民族が頼りにならない共産党に反旗を翻しかねませんし、そうなれば政府もより徹底的に鎮圧するでしょう。

う~ん、はっきり言って、オリンピック開催できる国ではありませんよ。

私は全ての出来事に何らかの意味があると考えています。
その出来事が示す意味を読みとらなければ、さらに大きな警告があるような気がするのです。。