ザ・ロード (2009)
夫 「どこへいく?何も見えない」
妻 「もう何も見えなくていい」
行ってしまった。
「冷淡さが彼女の贈り物・・
彼女は暗闇のどこかで死んだ
それだけが真実だ」
寒冷化が進み、動物も植物も死滅した世界で、
人は生きるか死ぬかの選択肢だけ。
生きるために父と子は南に向かって旅立つ。
静かな親子の会話と危険な旅。
タイトル通り、道。
特別なストーリーはなく、静寂が漂う世界観なので、
躍動的なものを期待しないでみる映画です。
1958年10月20日 -ニューヨーク州マンハッタン出身の俳優、詩人、写真家。
『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のアラゴルン役で世界的な名声を得る。
2008『イースタン・プロミス』第80回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、
2016『はじまりへの旅』第89回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。
ヴィゴと兄弟らは牧場で乗馬や釣り、狩猟に親しむ牧歌的な子供時代をすごした。
夏毎にデンマークへ帰省していたため、英語のほかにスペイン語、デンマーク語、
スウェーデン語、ノルウェー語にも堪能である。この頃なりたかったものは南米の
カウボーイ、ガウチョ。お絵かきなど、一人遊びが好きな子供だった。
大学卒業後に欧州に滞在していた頃も映画館に入り浸っていたヴィゴは、
ピエル・パオロ・パゾリーニ、イングマール・ベルイマン、アンドレイ・タルコフスキー、
小津安二郎などの映画に影響され、本格的に俳優を志す。
1985『刑事ジョン・ブック 目撃者』がデビュー作。
『クリムゾン・タイド』
『ロード・オブ・ザ・リング』三部作
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
『イースタン・プロミス』
『ザ・ロード』
『危険なメソッド』
『はじまりへの旅』
父と息子の二人旅。
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sleepおすすめ評価
ハラハラ度
構成度
配役度
満足度
リピート
音楽
ザ・ロード (2009)
THE ROAD
- 監督
- ジョン・ヒルコート
- ■映画情報
- ザ・ロード (2009年 アメリカ)
- ■内容・ストーリー
- 父と子は、“世界の終わり”を旅する。父には息子が、息子には父が全てだった。文明を失い、10年以上経つ。寒冷化が進み、動物も植物も死滅した世界。僅かに生き残った人間は保存食を見つけて生き延びるしか手立てはない。餓死するか自殺するか、さもなくば理性を失った人間の餌食になるか。そんな荒廃した道なき道を、“父”と“子”は、寒さから逃れるため、南を目指して歩き続ける。寒さと飢えで極限になってなお、他人を助けようと務め、善き者であろうと心掛ける二人。父は、この天使のような息子を悲惨な現実から守ろうとする。そして父と子は“世界の終り”を旅する。人類最後の火を掲げ、絶望の道をひたすら南へ―。
- ■キャスト・スタッフ
- ヴィゴ・モーテンセン コディ・スミット=マクフィー シャーリーズ・セロン ロバート・デュヴァル ガイ・ピアース
監督:ジョン・ヒルコート 原作:コーマック・マッカーシー(2007年ピューリッツァー賞受賞作品) - ■視聴時間
- 01:51:18
解説
コーマック・マッカーシーがピューリッツァー賞を受賞した同名のベストセラー小説を映画化したロード・ムービー。文明崩壊後のアメリカで、人間としての心を失わずに旅を続ける父子の苦難の日々を描く。よき父親を熱演するのは『イースタン・プロミス』のヴィゴ・モーテンセン。共演者も『アンダーカヴァー』のロバート・デュヴァルや『ハート・ロッカー』のガイ・ピアースら個性派が集結。ジョン・ヒルコート監督も絶賛のヴィゴの危機迫る演技に、思わずうなる。
シネマトゥデイ (外部リンク)
あらすじ
謎の天変地異がアメリカを襲い、ほとんどすべての動植物が死に絶え、文明も消滅。そんな世界に残された父(ヴィゴ・モーテンセン)と息子(コディ・スミット=マクフィー)は、ひたすら南を目指して歩き始める。生き残ったわずかな人々が互いを食らうという狂気の中でも父は決して正気を失わず、息子に人としてのモラルを語り続ける。
キャスト
スタッフ