主役を演じたロバート・パティンソンの表情が強欲で、

への字口をしている所が印象的。

 

傲慢で卑しさまで漂っているその演技は、蛇が纏わりつくように3人の女性を翻弄していきます。

現実的には、強欲さが表に出すぎていて、好かれそうにないように思えますが、

そういう男女はいつの世にもいそうです。

 

貧しさから這い上がる手段として、有名人などよくあるパターンで、

男女とも美貌を武器にしているのが特徴ですね。

そういった物語の典型ストーリー。

 

 

 

ロバート・ダグラス・トーマス・パティンソンRobert Douglas Thomas Pattinson1986年5月13日 - イギリス俳優モデル歌手

イングランドロンドン出身。父親のリチャードはクラシック・カーの輸入業、母親のクレアはモデル事務所で働いていた。

姉(リジー、ヴィクトリア)がいる。12歳の時に一定期間の間だけモデルをしていたことがある。15歳の時にアマチュア劇団バーンズ・シアター・グループの一員として本格的に演劇をはじめる。

 

2004年にテレビ映画『ニーベルングの指環』でデビュー。同年公開の『悪女』に出演したが、劇場版では出演シーンがカットと

なってしまった(DVD版では収録されている)。翌年公開の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のセドリック・ディゴリー役で注目を集める。

 

2010年7月、ニューヨーク・マガジンによると、映画『トワイライト』シリーズで一躍トップスターになったロバートだが、

その出演料も破格の額に上がっているという。ロバートはトワイライトの最終章の『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』と

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』の2部作でそれぞれ2,500万ドル(日本円で約22億5,000万円)の出演料が約束されており、作品がヒットすればさらにプラス1,600万ドル(日本円で約14億4,000万円)を手にすることになるという。ハリウッドにおいて2,000万ドル以上の出演料を手にするのは、ウィル・スミストム・クルーズなどの『A級リスト俳優』と呼ばれる一握りの人物に限られており、若手俳優としては異例である。

 

ハリー・ポッターと炎のゴブレット
トワイライト』シリーズ
リメンバー・ミー
グッド・タイム

 

 

貧しさから、女を踏み台にして出世。

 

 

 

ベラミ 愛を弄ぶ男 (2012)

 

 

■映画情報 
ベラミ 愛を弄ぶ男 (2012年 イギリス)
 
■内容・ストーリー
極貧生活を送っていた青年ジョルジュはブルジョア社会で成功を収めたいという野望を抱く。知性も教養もない男だったが、「ベラミ(美しき友)」と讃えられる美貌と若い肉体だけを武器に、偽りの愛を囁きながら金持ちマダムたちを性の虜にし、女を踏み台にしては強欲に出世していく…… ※本作はR15+指定作品となります。15歳以上のお客さまはご覧いただけます。
■キャスト・スタッフ
ロバート・パティンソン ユマ・サーマン クリスティン・スコット・トーマス クリスティーナ・リッチ コルム・ミーニー フィリップ・グレニスター
デクラン・ドネラン ニック・オーメロッド
■視聴時間
01:42:15

(C) Bel Ami Distribution Limited 2010 All rights reserved

 

 

 

 

 

 

 

お役所仕事に翻弄される町の人々。

テーマは異質を突いたものではありますが、映画としては微妙な形に。

 

全体の印象としては、面白いとか関心するような喜怒哀楽の感情が芽生えるものではなく、

淡々と単調なラインを観ているような構成になってます。

 

社会的な関心ごととして観る部分が強く、紛争問題などに興味の対象を抱かないと

退屈になってしまうかもしれません。

 

もう少し、面白可笑しい部分が入っていれば楽しめましたが、

真面目ラインの一辺では、引き込まれないような感じです。

 

 

 

 

現代版お代官様と町民の力関係。

 

となり町戦争 [DVD] となり町戦争 [DVD]
4,280円
Amazon

 

 

3/5

 

 

となり町戦争 (2006)

 

 

■映画情報
となり町戦争 (2006年 日本)
 
■内容・ストーリー
戦争という「業務」で繋がれた“僕”と“香西さん” 次第に現れる戦争の本当の姿と、リアルに芽生える恋のゆくえ…… 「舞坂町はとなり町・森見町と戦争を始めます。開戦日5月7日。」ある日届いた、となり町との戦争のお知らせ。偵察業務に就かされた“僕”は、業務遂行のために、対森見町戦争推進室の“香西さん”と夫婦生活を始める。戦時にもかかわらず、町は平穏を崩さない。かろうじて戦争状態と分かるのは、日々のニュースで発表される戦死者の数だけ。だが、戦争は淡々とした日常生活を静かに侵食していき、“僕”は、知らず知らずのうちに、その戦争の中心にいたのだ……。
■キャスト・スタッフ
北原修路:江口洋介 香西瑞希:原田知世 智希:瑛太 舞坂町 町長:菅田俊 前田善朗:飯田孝男 室園絹:余貴美子 田尻:岩松了 本田:小林麻子
監督・脚本:渡辺謙作 脚本:菊崎隆志 原作:三崎亜記(集英社刊) 撮影:柴主高秀 音楽:Sin 主題歌:「明日晴れたら」中島有紀
■視聴時間
01:53:49

(C)2006「となり町戦争」製作委員会
 
 

解説

第17回小説すばる新人賞に輝いた、三崎亜記原作の同名の小説を映画化した話題作。となり町同士の戦争に巻き込まれて行く一般市民の恐怖をユーモたっぷりに描く。“ことなかれ主義”の主人公を演じるのは『戦国自衛隊1549』の江口洋介。彼を戦争に加担させる役場勤務の女性を『紙屋悦子の青春』の原田知世、その弟を『どろろ』の瑛太が演じるなど俳優陣も粒ぞろい。静かな町にじわじわと忍び寄る戦争の気配に引き込まれる。

 
 
 
書籍で原作を読みたい。
 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

実話ストーリーに胸が熱くなる感動秘話。

サラリーマンで生涯生きるなら、こんなに熱い情熱を持って仕事が出来たらいいなと

思える活力を貰える物語です。

 

主役を演じた西田敏行の演技力が素晴らしいです。

ラストの表情が何とも言えない感動を呼びます。

 

その他、このシーンに携わった全ての人たちの表情もこれ以上ないぐらいの素晴らしさ。

演技ではなく、本当の出来事だったのかと錯覚するぐらい良い顔してます。

 

実話とちょっと違う部分もありますが、映画としてのストーリーは最高に高揚感があり、

時間を空けて、また何度もリピートしたい作品です。

 

 

 

 

 

加賀谷静男=髙野 鎮雄

髙野 鎮雄(たかの しずお、1923年8月18日 - 1992年1月19日)は、日本ビクターの元副社長

事業部長だった頃にVHSの開発を指揮し、「VHSの父」「ミスターVHS」と呼ばれる。1986年に副社長に就任した。

愛知県安城市(旧依佐美村)出身。

 

旧制刈谷中学校(現・愛知県立刈谷高等学校)を経て、浜松高等工業学校(現静岡大学工学部)を卒業した。

VHS開発の経緯はNHKドキュメンタリー番組プロジェクトX〜挑戦者たち〜」で2000年4月4日に放送された

窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇~」で紹介され、大きな反響を呼んだ。また、この記録を元に製作された、

西田敏行の主演による映画陽はまた昇る」が2002年に公開された。

 

 

 

 

 

「夢中になってください」

 

 

陽はまた昇る 陽はまた昇る
300円
Amazon

 

 

 

5//5

 

 

陽はまた昇る (2002)

 

解説

 家電AVメーカー・日本ビクター本社開発部門に勤める開発技師、加賀谷静男。あと数年で定年を迎える彼に、横浜工場ビデオ事業部への異動命令が下りる。そこは赤字続きの非採算部門。加賀谷に課せられた指令は大規模なリストラだった。しかし、加賀谷は従業員たちに向かって夢だった家庭用VTR開発の決意を打ち明ける。しかも一人の馘も行わないというのである。それを聞いた次長の大久保は止めに入った。それもそのはず、本社がリストラ対象の赤字部門にそんな計画を認めるはずもない。ましてや、この時、家電メーカーの雄・ソニーが商品化にあと一歩の所まで漕ぎ着けていたのであった……。

 
 
■キャスト・スタッフ
出演:西田敏行 渡辺謙 緒形直人 真野響子 篠原涼子 石橋蓮司 江守徹 夏八木勲 仲代達矢 倍賞美津子 井川比佐志 國村隼
原作:佐藤正明 監督:佐々部清 脚本:西岡琢也 佐々部清
■視聴時間
01:48:33

(C)2002「陽はまた昇る」製作委員会

 

 

 

 

 

書籍で原作を読みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レビュー評価が分かれる作品。

色彩は良いと評価されている高評価と心に何も残らないなど、

監督の蜷川実花を酷評しているレビューがあります。

 

結構退屈で、ストーリーに身が入らなくて中盤辺りまではつまらないので時折飽き感があり、

BGMの椎名林檎がガンガンかかり、前後シーンの余韻が脳裏から消え去っていきます。

 

主役の土屋アンナは声がハスキーなことに加えて、ヤンキーそのもので、

目つきや態度など、妖艶な花魁とはほど遠い。 

それに加えて色気を感じるシーンでも、全く感じない。

 

木村佳乃が先輩の花魁ですが、色気がないー。

カメラワークなのか、貧相な感じの映りで残念。

 

唯一色香が薫るのは、菅野美穂だけ。

彼女はしっとりとした感じで登場し、唯一花魁らしい情緒を残してます。

 

華美な色彩やBGMだけが物語を壊しているというよりも、

脚本に奥ゆかしさや情緒さの欠けるストーリー。

細やかや繊細さが皆無といったところ。

 

現代版花魁ということで、いっそコメディーにしたほうがいいような作品。

ヤンキー花魁参上!のような感じで。

「花嫁道中」や「吉原炎上」などの花魁とは全く違う演出なので、

色香薫る花魁とは、ほど遠い感じです。

 

ベテラン女優の夏木マリや石橋蓮司、椎名桔平など良い俳優が揃ってますが、

脚本、演出、カメラワークがちぐはぐで、俳優の演技がぶち壊されているような感覚です。

 

結局、監督蜷川実花の世界観というような作品。

ド派手、原色、華美、血吹雪、椎名林檎が彩ります。

 

 

 

 

 

監督蜷川実花の世界。

 

さくらん さくらん
300円
Amazon

 

 

2/5

 

 

 さくらん (2007)

監督

 

 

■映画情報 (Yahoo!映画)
さくらん (2007年 日本)
作品情報 ・キャスト・スタッフ ・作品ユーザーレビュー (別ウィンドウで開きます)
■内容・ストーリー
吉原遊郭「玉菊屋」に売られて来た8歳の少女、きよ葉。女だけの世界で自分も遊女になっていくのが怖いと逃亡を試みるが即座に捕まってしまう。店番の清次は咲かないと言われた吉原の桜が「もし咲いたら」ここを出してやるという。トップ花魁・粧ひの挑発に乗せられ吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉は花魁街道まっしぐらに人気遊女への道を駆け上がっていく。ところがある日、きよ葉は客の惣次郎と激しい恋に落ちる。偽りの愛を売る世界に身をおきながら、唯一、真実の愛を感じられる瞬間に酔いしれるきよ葉。しかし、きよ葉をねたむ花魁・高尾の策略によって惣次郎との仲を引き裂かれてしまう。18歳になったきよ葉は、凄まじい人気を呼んで、誰もが憧れる花魁の座を勝ち得る。やがて身請けを申し出た大名・倉之助の登場で、吉原を出ることに。その当日、咲かないと言われた“吉原の桜”に奇跡が! それを目にしたきよ葉と清次は……。
■キャスト・スタッフ
きよ葉/日暮……土屋アンナ 『下妻物語』『茶の味』『嫌われ松子の一生』『どろろ』 倉之助……椎名桔平 『クイール』『約三十の嘘』『忍 SHINOBI』 惣次郎……成宮寛貴 『NANA』『NANA2』『あらしのよるに』 高尾……木村佳乃 『失楽園』『模倣犯』『阿修羅のごとく』『寝ずの番』『蝉しぐれ』 粧ひ……菅野美穂 『催眠』『化粧師 KEWAISHI』『DOLLS』 光信……永瀬正敏 『息子』『ピストルオペラ』『隠し剣 鬼の爪』『私立探偵濱・マイク』 若菊……美波 『バトル・ロワイヤル』『マナに抱かれて』『富江 REVENGE』 お蘭……小泉今日子 『ユメ十夜』『空中庭園』『涙そうそう』『陰陽師』 楼主……石橋蓮司 『中国の鳥人』『半落ち』『北の零年』 女将……夏木マリ 『里見八犬伝』『ピンポン』『シュガー&スパイス~風味絶佳』 ご隠居……市川左團次 『天守物語』「義経」『風林火山』 清次……安藤政信 『バトル・ロワイヤル』『亡国のイージス』『悪夢探偵』
監督:蜷川実花 原作:安野モヨコ「さくらん」講談社刊 「ハッピー・マニア」「働きマン」「シュガシュガルーン」「花とみつばち」「美人画報」 脚本:タナダユキ 『タカダワタル的』『月とチェリー』『赤い文化住宅の初子』 音楽:椎名林檎 「幸福論」「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」 撮影:石坂拓郎 『ロスト・イン・トランスレーション』『世界の中心で、愛をさけぶ』 照明:熊谷秀夫 『けんかえれじい』『太陽を盗んだ男』『セーラー服と機関銃』『座頭市』『人間の証明』『野性の証明』 録音:松本昇和 「チルドレン」『オボエテイル』『リアル鬼ごっこ』『キトキト!』 美術:岩城南海子 『うなぎ』 『カンゾー先生』『青の炎』『ジョゼと虎と魚たち』『真夜中の弥次さん喜多さん』 装飾:相田敏晴 『写楽』『うなぎ』『珈琲時光』 視覚効果:橋本満明 『仄暗い水の底から』『壬生義士伝』『座頭市』『NANA』『犬神家の一族』 編集:森下博昭 『ナビィの恋』『御法度』『笑の大学』 スタイリスト:伊賀大介 『ジョゼと虎と魚たち』 『真夜中の弥次さん喜多さん』 杉山優子 『ユメ十夜』「椎名林檎・百色眼鏡」 花:東 信
■視聴時間
01:50:38

(C)2007 蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ (C) 安野モヨコ/講談社

 

 

原作で読みたい。