母親、叔母の強烈なキャラクターに驚きを隠せない人もいるような、
大批判大会と傷つけ合いのバトルが勃発。
家族が穏やかで仲の良い家庭に育った人には、
壮絶過ぎて口をあんぐりさせてしまうかも。
多少の言い合いや喧嘩というより、暴言に憂鬱になることでしょう。
ラストはああ、そう。と去りたくなる。
母親のクリスマスのプレゼントの会話から、
育ちってこんなに影響するのかと、思うエピソードがあります。
テーマは家族で、バチバチのバトルで火花が散っていますが、
俳優陣の演技は最高にスタイリッシュでクールです。
ベテラン俳優陣が観客を引き込んでいき、あっという間?に観終わってしまいます。
内容はバトルトークなので疲れますが、
逆に親や姉妹・兄弟を大事にしたいと思うか、
ただの血のつながりってだけで、見限りたくなるかもしれません。
観た人の境遇で、様々な気持ちになるようなストーリーです。
決して、ほんわかしたり癒される映画ではなく、疲れる内容がテーマです。
メリル・ストリープ
ニュージャージー州サミット出身。父親のハリー・ウィリアム・ストリープは製薬会社の役員、
母親のメアリー・W・ストリープはコマーシャル・アーティスト。
スイス、ドイツ、アイルランド、イングランドの血を引くオランダ系アメリカ人である。
ストリープという名前は、アメリカに移住する当時、彼女の先祖が自らの名前(苗字)に
線を引いた(=ストライプを引いた)ことに因む。 オランダ移民であった先祖は、ストライプという発音が訛り、ストリープという響きに変化し、そう名乗るようになった。
1963年、一家は同じ州のバーナーズヴィルに引っ越し、ストリープはバーナーズ高校に入学した
ヴァッサー大学在学中に奨学金を得て、イェール大学演劇大学院(クラスメイトには
シガニー・ウィーバーもいた)で学び、卒業時にはキャロル・ダイ演技賞を受賞した。
イェールを卒業後、1975年にニューヨークに移り住む。パブリック・シアターのレパートリー作品に出演。舞台俳優としてキャリアをスタートさせる。
1976年、ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバルで上演された『ヘンリー五世』と『尺には尺を』に出演。
この頃『タクシードライバー』(1976年2月公開)のロバート・デ・ニーロの演技に衝撃を受け、
映画のオーディションを受け始める。『キングコング』のヒロイン役のオーディションにも出ているが、
プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスに酷評され落とされている。
1977年、フレッド・ジンネマン監督の『ジュリア』で映画デビュー。同年、アントン・チェーホフ作の『桜の園』の舞台に立つ。『桜の園』における彼女の演技に目を止めたロバート・デ・ニーロは、『ディア・ハンター』の彼の相手役としてストリープを推挙。
1978年12月公開の同作品で第51回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。
彫刻家ドン・ガマー(Don Gummer、ドナルド・ガマー)と結婚
映画
『ディア・ハンター』
『クレイマー、クレイマー』
『フランス軍中尉の女』
『ソフィーの選択』
『愛と哀しみの果て』
『永遠に美しく…』
『マディソン郡の橋』
『アダプテーション』
『プラダを着た悪魔』
『マンマ・ミーア!』シリーズ
『ダウト〜あるカトリック学校で〜』
『ジュリー&ジュリア』
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
『イントゥ・ザ・ウッズ』
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
ジュリア・ロバーツ
1967年10月28日 - アメリカ合衆国の女優。ジョージア州アトランタ近郊のコブ郡出身。身長175cm。
両親共に役者で、彼女が幼いときはアトランタで演技学校を経営していた。
兄エリックと姉リサの妹として生まれた。ジュリアが幼いころ両親が不仲になり、
1972年に正式に離婚(父親はジュリアが10歳のときに44歳で病死)。
母親は同年に11歳年下の男性と再婚し、ジュリアの下に妹ナンシーが生まれたが、
継父はアル中で暴力的な男で、それを嫌って兄のエリックは家を出たが、
母親が離婚する1983年までジュリアは辛い思春期を送った。
役者になった兄のエリック・ロバーツ(現在は不仲とのこと)を訪ねてゆくうちに
自分も役者を志すようになったと言う。
1988年に映画デビューし、翌年の『マグノリアの花たち』でゴールデングローブ賞 助演女優賞を
受賞して注目される(自身初のアカデミー賞候補にもなった)。
1990年、リチャード・ギアと共演した『プリティ・ウーマン』で、エレガントに変身するコールガールを演じ、彼女の当たり役となる。映画は大ヒット、彼女自身もアカデミー賞にノミネートされ、スターの座をつかむ。2001年には『エリン・ブロコビッチ』で同賞の主演女優賞を受賞。
大御所メリル・ストリープの演技炸裂!
8月の家族たち [Blu-ray]
2,057円
Amazon |
8月の家族たち(字幕版)
500円
Amazon |
sleepおすすめ評価
ハラハラ度
構成度
配役度
満足度
リピート
音楽
8月の家族たち (2013)
AUGUST: OSAGE COUNTY
- ■映画情報
- 8月の家族たち (2013年 アメリカ)
- ■内容・ストーリー
- 8月の真夏日。父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家へ集まった三姉妹。真面目すぎて暴走しがちな長女バーバラと、反抗期の娘、実は別居中の夫。ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー。自由奔放な三女カレンと、その不審な婚約者。彼らを迎えるのは、闘病中だが気が強く、率直で毒舌家の母バイオレットと、その妹家族。生活も思惑もバラバラな“家族たち”は、つい言わなくてもいい本音をぶつけあい、ありえない“隠しごと”の数々が明るみに―。家族バトルのリアルさに胸を衝かれながらも、予想外の展開に笑いと驚きが止まらない……一瞬も目を離せない極上の2時間が、今、幕を開ける!
- ■キャスト・スタッフ
- ヴァイオレット・ウェストン:メリル・ストリープ バーバラ・ウェストン:ジュリア・ロバーツ ビル・フォーダム:ユアン・マクレガー
監督:ジョン・ウェルズ 脚本:トレイシー・レッツ - ■視聴時間
- 02:00:56
- Copyright(C) 2013 AUGUST OC FILMS, INC. All Rights Reserved.