和君と2人駅に向かって歩いていく。

 

「茉奈遅くなったけど大丈夫?

家の近くまで送ろうか?」

 

「ううん、大丈夫。駅から近いし

タクシー捕まえる。私を送ってたら

和君の帰り遅くなっちゃうし・・」

 

「私は別にいいんですよ。

茉奈に何かある方がが大変じゃん。

俺が・・・そんなの嫌だし・・・」

 

言い方は少しひねくれてるけど、

和君が心配してくれてるのはよくわかる。

 

「心配してくれてありがとう。

家に着いたらラインするようにする。

それなら安心するでしょ?」

 

「ん、そうしてくれると助かる。

心配でゲームもできない(笑)」

 

そんな話をしてると駅に到着した。

 

「じゃあ、また明日お疲れ様。」

 

同じようにあいさつを交わし

私たちはそれぞれ自宅に向かう電車に乗った。