出勤途中で和君に会った。

 

「おはよう。昨日はごちそうさまでした(笑)」

 

「おはよう。いえいえこちらこそ?

ありがとうございました(笑)」

 

「でも心配性だよね。

彼女とかも大事にするんだろうな。

和君の彼女になる人は幸せ者だね。」

 

と何気に話した。

 

「そうでもないかもしれませんよ?

まあ自分が好きで大事にしたい人の事は

やっぱり・・・心配だよね。」

 

と真剣に話してくる和君と

目が合って少しドキッとした。

 

「いいな、和君の彼女がうらやましいかも(笑)」

 

そう言って少し下を向いて赤くなる顔を隠した。