「五十嵐さん、今日はどうした?
いつもはこんなミスしないのに・・・
体調でも悪い?それとも何か心配事?」
「いえ、少し眠れなかったので・・・。
自分の不注意です。
迷惑をおかけしてしまってすみません。」
「・・・それなら次からは気を付けて。
体調管理も仕事のうちだから。
ただ本当に体調が悪いときはきちんと報告して。
何かできるかもしれないしね。
心配事なんかは俺で良ければ相談にも乗るし」
「ありがとうございます。
本当に・・・すみませんでした。」
私は一礼をして席に戻ろり仕事の続きをした。
昼休み食事に行く気になれず、
私は屋上に行くことにした。
ただその後ろ姿を和君が見ているとは
気が付いていなかった。