1時間ほどして携帯が鳴る。

 

「もしもし和君?お帰り家についた?」

 

「今着きましたよ。何?起きて待ってたの?」

 

「うん・・・心配で・・・。今日はありがとうね。」

 

「私は役得でしたよ(笑) 

手料理ごちそうになれたし。

本当に美味しかった、ごちそうさま。」

 

「美味しくなかったらどうしようかと思ってたから

・・・よかったです。」

 

「またごちそうしてね(笑)あした会社でおやすみ。」

 

「うん、わかった。また明日。おやすみなさい」

 

そう言って私たちは電話を切った。