さて・・・どうやって切り出すのが1番か

と考えてる間に和と潤がきた。

2人で買い物に行ってたようで近くにいたと。

 

「今日は沙羅を送ってくれてありがとう。

何もなかったか?」

 

「うん、今日は視線も感じなかったと思うよ?」

 

「そうですね、ただ沙羅さんが少し疲れている

ような気はしましたけど…。」

 

「そうか・・・夜にでも電話してみるわ。」

 

そう言ってる間に大野さんと雅紀も到着。

 

「ごめん、急に集まってもらって。

帰りに沙羅を襲った男が校門にいてさ。

あの女が何か企んでるらしいと知らせてくれた」

 

「え?まさか逆恨み?」

 

「そいつの話信じていいのか?」

 

「沙羅ちゃん大変じゃん!

ていうか・・・本当むかつくな。」

 

「とりあえず対策考えましょう。」

 

「今は情報だけってのもあるから、

俺か和大野さんに何かわかったら

連絡してくれるように話しておいた。

だからその時は対応よろしく。」

 

みんなが彼女を大切に思ってる。

俺たちは・・・俺は何としても守らないといけない。