学校の最寄り駅ぐらいからです。

でも確認も革新もできない。

あいつが・・沙羅が悲しい思いをするのは

もう・・・ごめんです。

 

「しばらくは2人ぐらいで行動したほうが良くない?」

 

「一人だと守るしかできないしな・・・」

 

「2人だと一人はそばにいても

もう一人は追いかけられることになる」

 

「あとでみんなに相談だな。」

 

俺と和は彼女をのぞいたグループラインで、

事の詳細を相談した。

 

本当は沙羅と2人で痛いけど、

これ以上彼女が傷つくのは嫌だった。

俺一人で必ずしも守れる状況とは限らないし。

 俺は彼女が以前のように幸せそうに、

あったかい笑顔を見せてくれるのを願ってた。

それはほかのメンバーも一緒だったから。