ニノに彼女をご飯に連れて行くように頼んだ。
本当なら俺が一緒に行けばいいんだが、
ミスした後だから一層気に病むことになるだろう。
ニノならきっと、落ち込んでる彼女を気分を
少し転換してくれそうな気がした。
休憩が終わって少ししたころ2人が戻ってきた。
「ニノ、ちょっといい?」
ミーティングルームにニノを呼ぶ。
「茉奈さんどう?少しは切り帰れた感じ?」
「んー、とりあえずはご飯食べてたし。
貴女より間違った書類作る人もいるんだから、
貴女のなんてまだかわいいもんよって言っておいた」
「確かに終えが作り直す方が早いくらい
間違ってる書類もあるからな・・・(笑)」
「ところで翔さん、あなたは彼女が好きなんですよね?
私も好きなんですけど?勝てる気がしないので、
見守ることにします。早くくっつけばいいのに」
「いや、意味わかんねーんだけど?」
「ほんと2人とも自分のことに鈍感ですね?
そうだ今日智さんとこ連れて行ってください。
頼みましたから」
そう言い残してニノは自分の席に戻っていった。