「俺もニノも、茉奈のことが好きだよ。

同僚としても女性としても」

 

「え?翔さんいきなりどうしたんですか?」

 

「だから、茉奈はそんな報告受けて

落ち込まなくていいってこと。そいつに茉奈はもったいない」

 

「ふふ、有難うございます。嘘でもうれしいです」

 

「嘘じゃないよ?そうだ、明日少し時間もらえないかな?」

 

「え?わかりました。仕事終わってからでいいですか?」

 

「うん、あなたに伝えたいことがあるから・・」

 

「・・・・わかりました。予定空けておきます。

話聞いていただいてありがとうございました」

 

「少し元気出たみたいで良かった。

明日会社で。おやすみ」

 

「はいおやすみなさい」

 

彼女の話を聞いて俺の中で何かが動いた。

彼女を幸せにしたい、そばにいてほしい。

俺の気持ちをちゃんと伝えなければ・・・。