過食症の完治を目指して

過食症の完治を目指して

摂食障害(過食症)を患って20年。最初は何よりも痩せることで頭がいっぱいだった。いつしか痩せることと食べることに全てが支配された。気づけば心身がボロボロ。とうとう回復の道を歩くことになり、今、症状は落ち着いている。回復過程で得たことなどをつづります。

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ダイアナ元妃が過食に苦しめられていた事実が報道されていますね。


過食症(摂食障害)だとカミングアウトした有名人の方はたくさんおられます。


最近では他に、フィギュアスケートのリプニツカヤ選手が拒食症だと報道されました。



レディーガガさん

マライアキャリーさん

鈴木明子選手

浅田舞さん

、、、


そして、

先日は女子マラソン元日本代表選手の原裕美子さんが摂食障害による万引きで逮捕されました。



世界でも、経済的に恵まれた環境にあるような有名人でも治すことが難しい、

という事実があるにも関わらず、

「私は病気ではない」

「意思をしっかり持てば治る」

「太ることを許せば治る」

そんな風にいつかは治る、自分の力で治る、と思ってしまう、

これこそがこの病気の核だとも言えるでしょう。


こう思ってしまうことこそ病気の一部であり、

いつしか摂食障害に蝕まれてボロボロになった人生を嘆く日まで続いてしまう理由でもあります。

摂食障害は依存症であり、依存症は否認の病気と言われています。



今すぐ、良くしていくための行動を起こすことは難しいものです。

しかし、摂食障害という難病が、1人で何とかなるようなものではないこと、

それは、軽度な症状であれ例外ではないのです。