2010年のS/S(春夏)に店頭にてお披露目する新商品の企画、生産が着々と進行中です。


SHOE SHINE BLOG (山田政弘のブログ)-進行中の企画(MDマップ)

今回立ち上げるブランドは何と1ヶ月でブランド構想づくりから2010年S/Sに投入する新商品の企画(デザイン)まで怒濤のスピードで実施しました。

ただし、デザインや品質にはこだわっています。
デザインは「店頭起点」をキーワードに、まさしく店頭の販売員からアイディアを収集しています。
彼ら、彼女らが毎日顧客と接する中で得られる「こんな靴があったら欲しい!」という顧客のニーズをそのまま伝えてもらい、そこに「服のトレンド」を考慮した形で商品化する企画を絞り込んでいっています。

品質は、この会社が誇る靴の職人とも言える生産管理責任者と長年一緒にやっている生産工場があり、ここで作れば他のどこにも負けない、きれいな顔(テイスト)の靴が出来上がります。

こうして出来上がったのがこちら。↓


$SHOE SHINE BLOG (山田政弘のブログ)-新ブランド「aloor」2010年商品

これが春には店頭に並びます。
もちろん、お値ごろ価格で。

単に新商品をつくった、ということだけでなく、店頭起点で商品の企画、生産、販売のサイクルをまわし、「(顧客が)欲しい靴を」「欲しい時に」「手頃な価格で」提供する”仕組み”を実現することが今回の一番の目的です。

こうやって売場の声がダイレクトに商品に反映されるようになれば間違いなくお客様に支持されるはずです。
だって、お客様のことを一番知っているのは売場の販売員ですから。

経営の役割は、その流れを断ち切っている、または障害となっている要因を取り除いてあげることだけです。

小売には現場も本部もない、社員全員がお客様にとって何が必要なのか、を常に考え動いていくことこそが存在意義である、という意識、姿勢が心底徹底できればこの会社の再生は間違いないと思います。